※交流電源は別途用意して
  下さいね。


■空中放電回路(コッククロフト・ウォルトン回路)

@空中放電を体験出来る回路です。

A
空中放電を起こすためには、条件にもよりますが、1mm 放電するのに 1000V必要と言われています。

B本キットは、1000V以上の高電圧を得るために、高電圧を作る回路として有名な、コッククロフト・ウォルトン回路を利用しています。

Cコッククロフト・ウォルトン回路は、世界で初めて原子核を破壊した加速器に利用されていたことで知られています。(ちなみに、人工的に元素を変換させたとして、コッククロフトさんとウォルトンさんは、ノーベル賞を受賞しています。)

D実物のコッククロフト・ウォルトン静電型加速器は、筑波にある大学共同利用機関法人の「高エネルギー加速器研究機構」にありますので、ぜひ本物の迫力をみて下さい(本キットなんか、おもちゃです)。

E本キットの電源は交流ですが、交流電源を用意出来ない方は、電子キットのミニランタン(DEN-L-037)と組み合わせる事により、放電実験を体験する事が出来ます。

F高電圧を扱いますので、感電には注意して下さい。




¥1,980(税込)

DEN-L-038
全長 W54mm×D84mm×H35mm
(テイシン TB-2ケース)
【電子キット製】

お買い求めはこちらです。

 

回路も非常にシンプルなため、壊れてもご自分で修理できたり、拡張できます。
高電圧を作る装置です。
気を抜いていると、感電しますので注意して下さいね!!!
ご使用は、自己責任でお願い致します。
基板はユニバーサル基板です。
電源は、交流電圧300V以下で、別途用意して下さい。

家庭の電源、交流100Vは、電流が多いため、絶対に使用しないで下さい。

誤って感電した際、大変危険なので、乾電池を昇圧した、数ボルトの電源にして下さい。

交流電源は、電子キットの ミニランタン(DEN-L-037) が、電池で交流を作っているので、お勧めです。
 

電子キットのミニランタンが
電源に最適です。



小さいけど、結構すごい音で、空中放電しています!


【コッククロフト・ウォルトン回路について】

 
ダイオードとコンデンサが面白い配置で並んでいる回路です。
ちなみに、放電中です。

  コッククロフト・ウォルトン回路は、整流回路の 1 つで、低い交流電圧を、高い直流電圧へ作ることが出来ます。

空中放電を起こすためには、高電圧が必要で、本キットでは、コッククロフト・ウォルトン回路を利用して高電圧を作っています。

尚、コッククロフト・ウォルトン回路は高電圧を作ることは出来ますが、電流はあまり取り出すことは出来ません。

電源となる交流は、極性が反転する交流が望ましいですが、極性が同じ交流(プラス側で上下に振れる脈流)でもかまいません。



【使い方】

電子キットのミニランタンを、電源にする場合の使い方です。

@ 空中放電させるすき間を、1mm あることを確認します。  
       
A 1mm以上のすき間の場合は、絶縁されたペンチを使って調整します。  
       
B 電源を用意します。

ここでは、電子キットの ミニランタン(DEN-L-037)を用意しました。

ご家庭の100V電源は、絶対に使わないで下さい。

感電した際、電流が流れすぎて大変危険です。


(くどいくらいミニランタンを勧めていますが、それだけ感電には注意して下さいね。)
 
       
C ミニランタンの、LED電球を外します。

外さないと、電力不足で放電しません。
 

LED電球を外します。
       
B みの虫クリップを、ミニランタンの、100Vトランス端子につなげます。

赤黒、どちらでもかまいません。
 
       
C 放電する部分に絶対に触れない事を確認してから、スイッチを、ONにします。  
       
D バチバチと音をたてながら、空中放電するのが分かります。

空気が放電しているためか、すぐにイオン臭くなるので、スイッチを切って下さい。

長時間のご利用は、イオンの発生や、電磁波の発生など、他の機器などに影響を与えそうなので、おやめ下さい。
 
       
E スイッチを切っても、高電圧で帯電しているので、絶縁されたペンチ(握る所にゴムがついたペンチ)を利用して、1mmのすきまをくっつけて、放電して下さい。

放電の際は、ピシッ!と音がします。
 



【オマケ  写ルンですの利用について(ご使用は自己責任で行ってください。)

インターネットでは、交流電源に「写ルンです」を用いる記事が紹介されています。

「写ルンです」は、かなりの高電圧になっているので、電源に利用すると、放電する距離がのびます。

実際に、試して見ました。
(2011年11月2日現在、発売中の写ルンですを、使用しました。)

使用した「写ルン」ですは、次の商品です。

メーカー : FUJIFILM

商品名 :  レンズ付フイルム 写ルンです
        シンプルエース 35mm 27枚
       
品番  :  LF S-ACE-N FL 27SH 1

購入場所 : アマゾン
 




バチバチバチ!と、ものすごい勢いで、空中放電しました。

本キットのダイオードとコンデンサの耐電圧、ギリギリではないでしょうか。
(作ってみる方は、自己責任で行って下さいね。)

うっかりスイッチが入らないように、スイッチを2つ、つけています。

電源は、単三乾電池2本で、DC3Vです。

大きな基板に取り付けてありますが、コッククロフト・ウォルトン回路は、本キットのものです。

みの虫クリップではなく、ジャンパー線を直接「写ルンです」のストロボ回路にハンダ付けしています。



「写ルンです」を電源として利用するために、次のように「写ルンです」の基板を改造しました。

 @コンデンサを取り外しました。
  (絶縁していたにも関わらす、ショートさせた際、ものすごい音と衝撃だったので、
   かなり驚きました。少ししびれて、痛かったです。 )

 A基板裏面のストロボONスイッチの部分を、常にオンになるように、半田づけしました。

 BLEDを取り外しました。

 C2つあるダイオードのうち、1つを取り外しました。

 ※電池のプラスとマイナスを、分解前にしっかり見ておいて下さいね。
   私は分からなくなり、かなり困りました。 
 



 
 

 
Contents are copyright (c) 2009 MASAKATSU BABA All rights reserved.
This site is best viewed with Internet Exploerer 4.0, Netscape Navigator 4.0 or later
ホームページに関するご意見・ご要望はこちらまで .
 

  1. 無料アクセス解析