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■実験用アンプ
@ちょっとした音源(信号)を、増幅するための、ミニアンプです。音源にクリップをはさめば、直ぐに使えます。
A増幅には、電子工作で良く使われる、TA7368PのオーディオアンプICを利用します。
BTA7368PのICは、外付け部品がとても少なく、コンデンサ3個で動き、無信号の時、電流が少ないのが特徴です。
C本キットは、音源につなげば直ぐに使えるよう、「アンプ、スピーカー、音量を調節するボリューム、音源を入力するクリップ、電源ボックス(3V用)」がついています。
D実験用として、卓上に用意しておくと、大変便利です。
E音源(信号)は、ご自身で用意して下さい。
F電源は、単三2本(別売り)の3Vです。
Gアンプという、音を大きくする性質のキットなので、当店の他のキットと合体できるキットもあります。
例えば
2石ラジオ(DEN−L−046)
音声センサー(DEN−L−047)

¥2,140(税込)
DEN-L-045
全長 W54mm×D84mm×H35mm
(テイシン TB-2ケース)
【電子キット製】
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電源は、単三×2本で3V(別売り)です。 |
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音源は、ラジオICやMP3プレーヤーなどです。
別途ご用意下さい。
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基板はユニバーサル基板です。 |
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スピーカーは 0.5W 8Ω です。 |
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アンプ、スピーカー、音量を調節するボリューム、音源を入力するクリップ、
電源ボックス(3V用)がついているので、すぐにつかえます。 |
【使用方法(一例)】
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先ずはじめに、接続全体写真です。
写真のMP3プレーヤーは、秋葉原で999円で購入したもので、今回、このMP3プレーヤー(別売り)を、音源として利用してみます。
↑ 本キットのアンプとMP3プレーヤーの接続は、オス−オスのオーディオケーブルで接続。
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← オス−オスのオーディオケーブルです。
(100円ショップで購入可能です。 )
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ピンプラグの先は、ステレオイヤフォンの場合は左耳と右耳に分ける必要があるので、
写真のように、右(R)、左(L)、GND(マイナス、共通)の3つのパートに分かれています。
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モノラルの場合は、片方の耳だけなので、写真のように、左(L)、GND(マイナス)の2つの
パートに分かれます。
本キットのアンプは1つだけなので、モノラルですが、ステレオ用のケーブルを使って接続することも出来ます。
ステレオ用の「オス−オスケーブル」を使う場合は、次のように端子をつまみます。
今回は、R(+)とGNDをつまみましたが、もちろん、L(+)とGNDをつまんでもOKです。

もう片方の
「オス−オスケーブル」は、MP3プレーヤーに差込ます。

後は、MP3プレーヤーを再生し、アンプのスイッチをONすれば、音が聞こえます。
【本キットについて】
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@本キットのICアンプは、低消費電力のため、電池でもかなりもちます。
A音質に不満がある場合は、スピーカーをかえるなどして、音質を強化してみて下さい。
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音源を、クリップで挟んで使用します。
赤が信号線で、黒がGND(マイナス)です。 |
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電源は、単三 2本です。 |
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半固定ボリュームを、マイナスドライバーで
回し、音量を調整します 。
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使用後、スイッチの切れ忘れには
注意して下さい。 |
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【他のキットとの接続 例1】
ラジオアンプとしての利用

当店の2石ラジオ(DEN-L-046)と組みあわせた例です。
イヤフォンでなく、スピーカーでラジオを楽しめます。
【他のキットとの接続 例2】
遠く離れた声を聞く(マイクとスピーカー)!

当店の音声センサー(DEN-L-047)と組みあわせた例です。
本キットを、スピーカーとして利用しています。
実際は、コンデンサマイクは感度が非常に高いので、写真のように接続すると、スピーカーから出てきた
音を拾いさらに増幅、また音を拾いさらに増幅、を繰り返し、「ぴー!!」とハウリングしてしまいます。
実際利用する際は、キット同士を直接接続するのではなく、間にコードを入れ、
10mくらい(一部屋くらい)離してご利用下さい。
【おまけ1】
本キットと音源を、自宅で余っているイヤフォンを使ってつなごうと思い、実際にやってみました。
← まず最初に、イヤフォンを切ります。
切り口を、観察します。
イヤフォンは、耳の着けごごちを良くするため、コードを柔らかくしています。
そのため、線がとても細く、ハンダ付けできる細さではありませんでした。

↑茶色がGND 青色が信号 白色が柔らかくするための繊維のケバケバです。
GNDは、線そのままなので、かりにハンダ付けが出来れば、導通がとれそうですが、
信号線の右や左は、線の外側は電気が通らず、線の先(黄色の部分)だけ、
電気が通るようにできています。
(外側も導通したら、茶色のGNDとショートしてしまうので、仕方ないのですが。)
この線の先(黄色の部分)に、ハンダ付けするのは、普通の技量では不可能です。
以上より、イヤフォンケーブルの加工は、ちょっと難しそうです。
イヤフォンが長い場合、短く切って接続するのが難しいと聞いたことがあるのですが、このような理由からだと思います。
短くしたい場合は、素直に巻いて短くしたほうが無難です。
【おまけ2】
実験用アンプをさらに、実験用アンプらしく改造!
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手を加えた実験用アンプ |
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忘れないように、裏面に役割を記載 |
本キットから スピーカー と クリップ を取り外し、
@ボリュームを回しやすいものに変更。
A電源を電池から、電流電圧の高い、ACアダプター 9V 1.5A に変更。
B信号を入出力するために、ソケットを追加。
Cスイッチを変更。
Dケース加工(実はこれが一番大変!)。
すると、写真のようになります。
どのように使うかと言うと、小さな信号を左上のINに入れ、アンプで増幅した信号を右上のOUTに出力します。
(GNDは信号のGNDとつなぐ)。
ボリュームつまみで、感度を調整します。
本キットのように、スピーカーだけでなく、オシロスコープにも出力できます。
また、電源もACアダプターで9Vの電圧をかけているので、本キットの3Vよりも、大幅に増幅できます。
ケース加工が、鬼のように大変ですが、1個作っておくと、非常に重宝するので、お勧めです。
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