■光りで反応するスイッチ
@ 光りが当たると、発光ダイオードが光り、リレーがある時間だけ作動する回路です。
A時間制御はタイマICで有名な555タイマIC(以下555)を使用、光センサーは定番のCDSセルを使っています。
BマイコンICは使っていませんので、プログラミングする必要がなく、回路の理解が簡単です。
Cリレーが動作する時間の設定は、半固定ボリュームを回転させるアナログ調整なので、セッティングが簡単です。
D本キットは、光で動くメカマンモス(DEN-D-008) の、電子回路部分だけ抜き出した商品なので、メカマンモスでなく、お気に入りの模型に組み込みたい方に、最適です。
Eリレーに取り付ける負荷は、ご自身でご用意下さい。
Fタイマは、最小2秒から最大22秒間、働きますが、部品の誤差があります。また、リレーの反応がおそいので、反応良くリレーを動作させたい場合は、「DCモーター出力回路(DEN−L−048)」 をご利用下さい。
¥2,140(税込)
DEN-L-054
全長 W45mm×D45.5mm×H50mm
(大きさは、基板にスペーサーをつけた時の、実測値です。)
【電子キット製】
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電源は単4乾電池3本(別売り)のDC4.5Vです。
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リレーは、1A125V AV 、2A 30V DC の仕様なので、この仕様以内でご利用下さい。
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リレーにモーターなどの、ノイズがでるものを取り付けた場合、光りセンサに誤動作がでることがあります。重要な機器でのご利用は、お控え下さい。ホビーようです。
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リレーは2回路2接点です。
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ケースがついていません。その代わりにスペーサーが付いています。
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基板はユニバーサル基板です。
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光りセンサーと基板の長さは、約20cmです。
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リレーにとりつける負荷は、ご自身で用意して下さい。
模型に組み込めるように、コンパクトにしています。
【電子回路について】
当店で販売している、「光で動くメカマンモス(DEN-D-008)」 の回路と同じです。
ただし、「メカマンモスで使うコード」「マンモスのモーターに取り付けるノイズ対策用のコンデンサ」「メカマンモスの組み立て説明書」が、本キットには付いていません(本キットの組立説明書は入っています)。
回路の構造は、555タイマICの、単安定マルチバイブレーター機能に、光りセンサやリレーを追加したものです。
単安定マルチバイブレーターだけのキットはこちらをご覧下さい。
リレーに取り付けるモーターなどの負荷は、写真の部分に取り付けます。
モーターから基板に配線するコードは、ご自身で用意して下さい。
タイマ回路は、半固定ボリュームを、ドライバーで回転させて、調節します。
タイマは最小2秒から最大22秒間、働きますが、部品の誤差があります。
最小が2秒と長いですが、これはノイズ対策ように、入れているコンデンサとダイオードの影響です。
コンデンサとダイオードを入れた影響で、リレーの反応が鈍いです。
そのため、タイマ機能を最小に調整した場合、発光ダイオードは一瞬だけ動作してくれますが、リレーは2秒近く動きます。
リレーの反応を良くしたい場合は、本回路は適しません。
本キットで販売している「DCモーター出力回路(DEN−L−048)」 などを、ご利用下さい。
【光りセンサについて】
光りセンサに光りをあてると、発光ダイオードが光り、リレータが動きますが、この光りセンサの調整が結構大変です。
センサを使った回路は、この調整が1つのハードルになります。
光りセンサーに特別な処理はしていないので、黒い紙のフードを使って光りセンサをおおい、光りの量を調整してください。
光りセンサは、ショートしないように、写真のように、熱収縮チューブで絶縁して下さい。
熱収縮チューブは、熱を加えると収縮するチューブです。
ハンダ付けするまえに、配線にとおすことを忘れないで下さいね。
光りセンサとフード
フードを使用する際は、こんな風にします。
【YouTubeの動画】
発光ダイオードの明かりと、リレーが動作する音を意識してみて下さい。
最初は、最小時間の設定で、その次に半固定ボリュームを少しだけ回し、時間を長くしています。
最後に、さらに半固定ボリュームを回し、さらに時間を長くしています。
VIDEO
YouTubeの動画(55秒)