■真空管体験キット
@ 初めて真空管を触る方向けに作った、真空管体験キットです。
通常、真空管は100Vの高電圧を使いますが、本キットは感電しないよう、乾電池で真空管を動作せます。
体験出来る内容は、次の3つです。
・真空管を電気スイッチとして使う実験
・真空管を使った非安定マルチバイブレータの実験
・真空管をアンプとして利用する実験
Aブレッドボード上で実験出来るので、簡単に真空管を体験する事が出来ます。
真空管をアンプとして利用する方法は、実験する為に、周波数発生器とオシロスコープが必要なので、ご自身でご用意下さい。
実験する際、ブレッドボード、ジャンパー線、ICクリップ、電池は、別途ご準備下さい。
姉妹キットの「マジックアイ体験キット(DEN-L-146)」 も合わせて学ぶと、学習効果が高くなります。
¥5,140(税込)
DEN-L-145
【電子キット製】
・
回路図を見ながらブレッドボードに配線し、実験します。
・
真空管は、双3極管の6N2です。
・
ブレッドボード、ジャンパー線、ICクリップ、電池は別途ご準備下さい。
・
電源は、単三乾電池2本(DC3V)、単三乾電池4本(DC6V)、角形電池(DC9V)×2個です。
・
乾電池で動作するので、安心して実験出来ます。
・
真空管になれる為に、最適なキットです。
・
真空管を取り付けるための変換基板を作るために、半田付けをする必要があります。
【本キットについて】
高電圧を使わずに、真空管を体験できるキットです。
体験できる実験は、次の3つです。
難しい話は抜きに、取りあえず真空管の仕組みの理解をし、実際に動かし、体験したい方向きに開発しました。
■実験1 真空管を電気スイッチとして使う実験
真空管に、LEDとボリュームを取り付けます。
ボリュームを回転させる事により、真空管に流れる電流が調節出来るので、LEDの光り具合を調節する実験です。
この実験により、真空管の動きを、肌で感じる事が出来るようになります。
真空管は、電源(A電源、B電源、C電源)をたくさん使います。
自分で用意するのは大変なので、
キットに、すべての電源(A電源、B電源、C電源)
を付属しました。
ボリュームを回転させると、
LEDの光り具合を調節出来ます。
真空管を取り付けるソケットは、
このように半田付けします。
真空管は、ソケットに差し込みます。
ジャンパー線やブレッドボードは
ご自身でご準備下さい。
■実験2 真空管を使った非安定マルチバイブレーターの実験
トランジスタを使った非安定マルチバイブレーターが有名なので、ここではトランジスタの代わりに、真空管を使った非安定マルチバイブレーターを作ってみます。
動作は、LEDが左右に点滅します。
回路の仕組みは複雑なので、無理に理解しないほうが得策です。
部品定数や電源が違うと、回路は同じでも、上手く動きませんでした。
そこで試行錯誤し、部品定数や電圧を決めました。
非安定マルチバイブレーターは、
B電源(HV)の電圧が高くないと、上手く動作しません。
非安定マルチバイブレーターなので、
LEDが左右に点滅します。
実験している様子です。
VIDEO
■実験3 真空管をアンプとして利用する実験
真空管のグリッドに小さな信号を入力すると、プレートから大きな信号で出力されます。
ここでは、入力に周波数発生器を使い実験しました。
オシロスコープは、入力と出力に取り付けました。
※周波数発生器とオシロスコープは、ご自身でご用意下さい。
ジャンパー線の先に、
周波数発生器とオシロスコープを
取り付けて使用します。
増幅した所。
小さな信号が大きいので、飽和していますね。
(CH1:2V CH2:0.2V 0.2ms)
周波数発生器。
(2kHz サイン波)