|
■マイコン不要のステッピングモータドライブキット
@マイコンを使わないで、ステッピングモーター(ユニポーラ)を動かします。
A通常ステッピングモーターを制御するには、マイコンを使います。
B本キットはマイコンの代わりに、タイマICとカウンターICを用います。
Cそのため、複雑な制御をする事は出来ませんが、プログラミングの知識を習得しなくても、ステッピングモータを動かすことが出来ます。
D2つのボリュームを使い、モータの回転速度とモータが回転する時間を調整する事が出来ます。
E発振回路→カウンター回路→ステッピングモータへと、信号が伝達する様子を確認できる教材として、開発しました。
F発振回路をなぜ使うの? カウンター回路って何? と、いう方に、最適な教材です。
Gステッピングモータ付きです。
H使っている半導体や負荷が違いますが、回路の構成は、「警報灯(DEN-L-075)」と同じです。

¥5,580(税込)
DEN-L-076
全長 W70mm×D107mm×H40mm
(テイシン TB-3ケース)
【電子キット製】
|
・ |
回路図を見ながら、ユニバーサル基板でハンダ付けします。
|
・ |
配線が多いので、工作技量が必要です。 |
・ |
電源は、「ロジック回路用電源 単4×4本 DC6V」 と「モータ回路用電源 単4×3本 DC4.5V」の2つを使います。 |
・ |
ボリュームで、モータの回転速度とモータが回転する時間を制御できます。 |
・ |
ステッピングモーターは、ユニポーラ型です。 |
|

プッシュスイッチを押すとステッピングモーターが回転し、暫くするととまります。
|
【本キットについて】

プッシュスイッチを1回押すと、ステッピングモータが回転し、暫くすると止まります。
再度、プッシュスイッチを押すと、同様の動きをします。
マイコンを使っていないため、複雑なことはできませんが、半固定ボリュームを2つ装備しているので、この2つを使い、ステッピングモータの回転速度と、回転している時間を、ある程度、制御できます。
ある程度と記載したのは、ステッピングモータはパルスにより回転角度を調整できるモータで、マイコンだとパルスの数も正確にプログラミングできますが、本キットでは、アナログのボリュームで調整するためです。
そのため、正確な角度を調節するのが困難です。
しかし、マイコンを使わないので、敷居が高いプログラミングをする必要がなく、本キットを組立てれば、簡単にステッピングモータを動かすことができます。

|
|
|
カウンターIC |
|
発振回路のタイマーIC |
|
|
|
|
|

|
回転する時間を調整するボリューム |
|
回転速度を調整するボリューム |
|
|
|
|
|

|
ユニポーラ型のステッピングモータ |
|
コードは束ねておくと良いです |
|
|
|
|
|

|
電流増幅しているトランジスタ |
|
電源が6Vと4.5Vの
2つあります |
ステッピングモータに、順序良くパルス信号を送っているのが、カウンターICです。
このICは、ONとOFFの発振信号が入力されると、その発振に合わせて、カウンターが動きます。
カウンターICの詳しい内容は、説明書をご覧下さい。
発振回路は、555タイマーICを使い、無安定マルチバイブレータとして発振させています。
ただ、リセット端子にプッシュスイッチ、抵抗、コンデンサを取り付け、暫くの間だけ発振するように、工夫してあります。
半固定ボリュームを2個実装していうるので、定数を変えることにより、ステッピングモータの回転速度と回転する時間を、調節できるようにしてあります。
カウンターICの発振は、発振するば良いので、555タイマーICでなく、抵抗、トランジスタ、コンデンサを使った、無安定マルチバイブレーターでも、動作させることが可能です。
ステッピンモータはユニポーラ型で、動作電圧は5V用のものですが、本キットは4.5Vで電源を供給しています。
4.5Vでも、問題なく動作しますが、気になる方は、5Vの電源に取り替えて下さい。
カウンターICからの電流では弱いので、トランジスタで電流を増幅し、ドライブしています。
コードが多いので、束ねておくと良いです。
|