超音波振動子 実験セット (デジットのキット)

ジットの閉店セール(2021年3月現在 店の老朽化に伴う閉店・移転とのことです)で、掘り出し物探していたら「超音波振動子 実験セット(通常価格 \4800 → 特価価格 \1000)」を、発見しました。

水滴をたらすと、ミスト(霧)が発生するキットです。

最近では、USB電源でミストを発生する扇風機が、UFOキャチャーの景品として出回っています。

今回実験したのは、AC100Vで動く、本格的な超音波振動子です。

これなら、大量なミストが期待できそうです。

早速購入し、ケーブルを取り付け、防水処理を施したものが下の写真です。


↑実験用に配線し、防水対策しました。


↑付属の説明書

   
購入した実験キット。定価4800円とは結構高額です。

キットに付属の本格的な振動子です。
仕様は不明です。

 
 
キットには含まれないVHコネクタとケーブルを、
別途購入しました。(電源接続用)
キットには含まれないXHコネクタとケーブルを、
別途購入しました。(振動子接続用)



子回路は、電源AC100Vで動きます。

振動子の両端を実測すると、AC48Vもあり、振動子の防水対策と感電対策は必須です。

防水対策・感電対策として、楊枝が入っていたケースに穴をあけ、ホットボンド゙でコーキングしました。

振動子に取り付ける回路は、発振回路のようです。

トランジスタでしょうか、電流増幅しているようです。


↑そこらじゅう高電圧のため、うかつにミストを発生させられません。


↑振動子を、楊枝が入っていたケースにいれました。



動子のメッシュを取り外してみると、薄い金属のリングが、振動子とメッシュの間に入っていました。

このすき間が、ミストの発生に関係がありそうです。

振動子は、5mmくらいの穴が12個ありましたが、なぜ穴があいているのかは不明です。

水滴をためておくものかとおもいましたが、それでもなさそうです。



↑メッシュを外したところ


をたらし、ミスト(霧)を発生する実験をしてみました。



大量のミストが発生する事を期待していたのですが、動画のとおり、一瞬だけ発生するだけでした。

水を多くたらすと、ミストは発生しません。

少しだけ水をたらすのが、コツのようです。

ミストを継続的に発生させるには、少しだけの水を滞りなく供給し続ける必要があります。

ミストにする方法を調べてみると、「振動子に高電圧をかけ、振動子の力だけで行う方法」と、「それほど高電圧をかけずに、ファンの力をかりて行う方法」があるようです。

今回のキットは、「振動子に高電圧をかけ、振動子の力だけで行う方法」です。


それから実験中は、ミストが水へ変化するため、そこらじゅう水浸しになりました。

ミストが水へ変化した後の対策も必要ですね(パソコンの近くで実験していたので、えらいめにあいました)。


 
(2021年3月26日(金)作成)


 
 

 
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