◆テスターのキット KIT-8D (三和電気計器株式会社)

 

和から発売されている、テスターのキット(KIT-8D)を作りました。

一般の方には販売されていないキットです。

主に、学校や企業などに販売されています。

キットを完成させると、アナログテスターとして、十分使えるテスターが出来上がります。


完成した、テスターのキット。



部品です。


ッケージは、シンプルながらもセンスがあるパッケージです。

ふたを開けると、部品と説明書が入っています。

概観
ふたを開けたところ

説明書は、ボリュームたっぷりの64ページです。

キットの組み立て方は少しで、ほとんどが、テスターの使い方やテスターについて記載されています。

記載内容は、倍率器や分流器、状態図など、専門用語がいきなり出てくるので、読みこなすには高度な知識が必要です。

高校生をターゲットにしているようですが、先生に教えてもらわないと、無理かも。

読み応えある説明書
高度な内容です


ットのを組み立ては、簡単です。

市販のキットと同じで、プリント基板に部品を差し込み、ハンダ付けするだけです。

部品番号と部品が分かるように、部品を台紙に貼り付ける方法がとられています。

ちなみに、ハンダ付けして、ケースに入れ完成させるのに、1時間45分くらいかかりました。

完成したら、付属の100Ω抵抗(茶黒茶金)と、22kΩ抵抗(赤赤橙金)で、抵抗値をチェックする事が出来ます。


部品番号と部品が分かりやすいです。


ハンダ付けが終わった表面


ハンダ付けが終わった裏面

ケースに入れたところ
完成!

のキットは、導通チェックの際、導通したら音が鳴る機能がありません。

別途、拡張部品を購入すると、音がなる機能が追加されます。

テスターで一番使う機能なので、手持ち部品で作りました。

回路は、無安定マルチバイブレーターです。


無安定マルチバイブレーター



このように配線します。



ねじで固定し、完成!


「テスターの三和」と呼ばれるだけあって、出来上がりのクオリティーは最高でした。

アナログテスターは、読み取り誤差があったり、回路のインピーダンス(抵抗)が高いと、テスターの内部抵抗が影響を及ぼすので、注意が必要だったりと、使い難いです。

デジタルテスターなら、そのような心配が無いので、時代はデジタルテスターです。

でも、細かい動きを見るには、アナログテスターに軍配が上がるので、そのような用途に使っていきたいと思います。

 

 
 

 
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