ディズニーランドショップで売っていた、回転おもちゃをばらしてみました。
ボタンを押すと、光りながら回転するというおもちゃで、完全にお子様向けです。
この光りながら回転するという点がポイントで、単純な構造なら、回転するためLEDの配線がからまってしまいます。
いったい、どのような構造になっているのでしょうか?

↑光りながら、回転します。(税込み1960円でした)
さすがディズニーランド仕様で、ネジが市販の工具で回せないように、結構しっかり出来ています。
恐る恐る分解してみたのが、次の写真です。
大きく分けると、手元の部品1つと、回転する部品が2つの、合計3つのパーツで出来ていました。
手元の部品

回転する部品1

回転する部品2
手元の部品は、電源、スイッチ、モーターで構成されており、回転する部品に電気的につながるように、プラス端子とマイナス端子が2組でていました。
プラス端子とマイナス端子が2組あるのは、回転する部品1と回転する部品2、それぞれにつなげるためです。

回転する部品1は、棒の先端がプラスで、棒の先端から少し入った部分がマイナスでした。
回転してもコードがからまないのは、金属プレートの復元力を利用し、棒に絶えず触れる構造になっているためでした。

回転する部品1の先端
回転する部品2は、裏から見ると、2つの輪があり、外側がマイナスで、内側がプラスでした。
2つの輪が、それぞればねの復元力で、絶えず触れるような構造になっていました。

回転する部品2の裏側
LEDが回転しても、配線がからまない理由は、回転するパーツと電源を完全につなげないで、機械的な構造を使い、絶えず触れるようにしているためでした。
単純なおもちゃですが、結構考えて作られていると思いました。
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