◆タンタルコンデンサ燃焼実験

 

ンタルコンデンサは、燃えます。

プラスとマイナスのつなぎ方を間違えるだけで、燃えます。

下の写真が燃えた状態です。

実験方法は、いたって簡単。

ブレッドボードに差し込んで、9Vの乾電池につなぐだけ。



↑今回実験に使った、タンタルコンデンサは、 6.3V 3.3μF のものです。


タンタルコンデンサのちゃんとした使い方は、足が長いほうをプラスにつなぎ、足が短いほうをマイナスにつなぎます。

今回の実験では間違った使い方、足が短いほうをプラスにつなぎ、足が長いほうをマイナスにつなぎます。


実験結果は、下の写真のように段階を追って、燃えました。

時間は、体感なので、いい加減です。

@スイッチON直後
  A4秒後
何も変化ありません。   パッチ!と音がし、右上にこぶができました。
     
B6秒後
  C10秒後
こぶの周辺が黒くなってきました。  

こげてきました。
写真に写っていませんが、白く臭い煙が
あたり一面にただよい初めました。

     
D12秒後
  E30秒後
白く臭い煙がすごくなり、
怖くなって、あわててスイッチをOFFにしました。
  ちょっと時間をおいて、取り出しました。
冷えたら熱くなく、こげた部分を触ると
簡単に崩れました。


■結論


9Vの角型乾電池を、逆に電圧をかけただけで、あっというまに、燃えました。

タンタルコンデンサは使い方が難しいので、電子工作初心者は、手を出さないほうが良いです。

極性を逆につなぐと燃えると言う事は、電池を逆に間違えて繋いだ場合も、燃えるということです。

特に電池スナップに電池を取り付ける際、50%の確率で極性を間違えて取り付ける生徒さんが多いので、タンタルコンデンサは、授業では使えないと思いました。

燃えたタンタルコンデンサを、テスタで導通チェックしたら、導通していませんでした(電気が流れませんでした)。


この実験は、危ないので、絶対に真似をしないでくださいね。



平成26年6月12日 (1969年 同月同日 日本初の原始力船「むつ」が進水)


 

 
 

 
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