すーーーごく、マイナーなおもちゃを手に入れました。
電動作戦ガッタイオー 究極合体ダイナドーザー!
写真はこれです。

右のダイナドーザー(本体)の中に、人形のデンチマンを差し込むと、ダイナドーザーが、その場で回転し続けます。
左のコントローラーを押すと、ダイナドーザーが前進し続けます。
またコントローラーを押すと、ダイナドーザーが回転し続けます。
以後繰り返しです。
平たく言えば、ラジコンの車です。
ただ、すごいこのは、後のスイッチをスライドさせると、なんとダイナドーザーが、ロボットに変形します。
じゃーーーん!
バネでズバッ!と、一瞬で変形します。
さらに、後から走ってきた、別売りの「電動作戦ガッタイオー」に、ぶつけられて、変形しながら合体します。
手で合体しないで、自動で合体するのがミソです。
プラレールが、動いている最中に、変形し、合体するといった感じです。
このおもちゃ、合体の機構がしりたくて、オークションで落札。
落札価格300円。
当然、動きません。
電池を入れても「うんともすん」とも言いません。
修理に入ります。
モーターが動いていないので、とにかくモーターが見える所まで、バラします。
ひたすらバラします。
バラしたら、ほとんどバレてしまいました。
モーターとIC基板がようやく、おめみえします。
この状況を、写真をとろうにも、ほとんどバレている状況のため、今にもギヤやスプリングが、飛び散りそうです。
そのため、手を使いまくっているので、写真は撮れませんでした。
永く使っていないモーターは、電池をつないでも動かないことが良くあります。
その場合は、直接モーターに電圧を加えて、回転軸を手で回してあげて、回転を手伝ってあげます。
すると、動くことが良くあります。
理由は不明です。
それで、モーターが生きているかどうかを兼ねて、3Vの電圧を加え、回転軸を回します。
すると、ウイーーーンと、上手く動きます。
ギヤもかみ合っています。
成功です。
機構は、コントローラーのスイッチを入れると、モーターが正転と逆転を繰り返します。
正転と逆転を繰り返すと、軸の脇についているギヤが、上にいったり、下にいったりし、タイヤの回転方向を変えます。

←かなり単純だけど、優秀な機構です。
IC基板も、劣化部分はなく、問題なさそうです。
ちなみに、基板のICは、MM74HC74ANの、Dual D-Type Flip-Flopでした。
それで、バラしたものを、組みなおしていきます。
←手が使える状況まで組立ました。
組立完了したので、再度電池ON!
動きません。
スイッチの位置が違っていました。
←Bモードでは動きません。
説明書を読むと、合体しないので、Aモードを使わなければいけないということでした。
説明書を読むことは、とても大切ですね。
再度電池ON!
動くどころか、変形もうまくいきません。
ネジを緩めます。
もう一回電池ON!
うーーー!と、モーターがうなりだします。
でも、動かない。
これは明らかに、ネジの締め付けすぎです。
なので、全体的にネジを緩めます。
←ネジ全体を緩めます。
くるくるくる!と、動き出しました。
ネジがきついため、シャフトが回転しなかったようです。
このように、ロボット工作などでは、ネジの締め付け具合が、非常に重要です。
コントローラーと、デンチマンは問題はありませんでしたので、動かします。
うまく動いて変形もします。
 
 
修理完了!
今回の修理箇所は、次の2点でした。
@永く使っていないモーターなので、ショックを与えて動くようにしました。
理由は分かりませんが、ショックを与えるとうまくいくことが多いです。
Aネジの締め付けすぎで、ギヤやシャフトが回転しませんでした。
|