Yahooオークションで、ラジコンロボットのドムを、手に入れました。
ボールとドムが、赤外線を照射しあって、10回メイチュウすると、メイチュウされたほうが動かなくなるというものです。
昔風に言えば、赤外線受光機に向かって、赤外線鉄砲を照射するゲームの、現代版です。
定価はなんと、3万6750円!
で、それを、3000円で落札しました。
←結構大事なボール
でも、壊れていて、動かない。
いや、正確には動いているけど、説明書どおりの動作をしない。
オークションでも、そのように書いてあったので、まさにそのとおりでした。
色々動かしてみると、ドムとボールが組み合わさって動くシステムで作られています。
もちろんドム単体で、ラジコンのように動かすことも出来るのですが、ボールと組み合わさることにより、撃ち合う事で、全く別物の面白さがでます。
そこで、
修理にかかります。
どうやら、問題の箇所は次の4つのようです。
@ボールが動かない。
Aボールの赤外線が、発射されない。
Bドムが、くるくる回転してしまう。
Cドムの赤外線が、発射されない。
とりあえずボールをばらします。

車輪が見えます。 
中央にギヤが2つあり、中央のギヤが回転し、脇のギヤへ動力が伝わり、タイヤを動かすしかけです。
中央のギヤは、モーター軸につながっているので、かなり硬いはず!!!
なのですが、あっさり、手でぬけました。
ぽろっと!
ギヤのおもちゃでは、よくある話で、モーターは動いているけど動かない時は、だいたいはギヤの損傷です。
古いおもちゃほど、この症状がでます。
なので、ギヤを取り替えれば良いのですが、このギヤがなかなか手に入らない。
家の在庫をかたっぱしに捜しますが、合うのが見あたらない。
出かけて色々なお店で探し、ようやくピン!とくるものを、ビバホームでみつけました。
早速、購入し、セットします。
結構良い感じです。
組立スイッチを入れると、問題なく動きます。
次は
Aボールの赤外線が、発射されない。です。
当店で売っている、リモコンチェッカー(DEN-L-024)でチェックします。
赤外線は照射されていない様子。
新品のピカピカの電池をいれてみます。
ピカッー!みごと、リモコンチェッカーが光ります。
← リモコンチェッカーでチェックします。
どうやら、バッテリー不足だったようです。
高級玩具や携帯電話、スマートフォン、デジカメなど、最近の電化製品は、バッテリー電圧がかなりシビアです。
例えば、3Vでは動きますが、2.9999999999999999
では、動きません。
これは、少しでも電池が減れば動かないということです。
一般的に、「このスマートフォンは、すぐに電池がなくなる!」と、言われている現象が起こるのですね。
最近の電化製品はこの傾向が多いです。
実際は、2.9999999999999999でも動かそうと思えば動くのでしょうけど、ICチップで2.9999999999999999になったら、バッテリー警告ランプが表示されるように、プログラムされているようですね。
なので、動きが変な時は、電池を全部新しいものに、変えてみて下さい。
全部新しいものと言うことは、10本中9本新しいものに変える事ではなく、10本新しいものに変えるということです。
くどいようですが、電池を全部、全部、全部、全部、全部、ぜーーーんぶ、新品、新品、新品、しんぴーーーん!にすると解決するトラブルは、結構多いです。
Bドムが、くるくる回転してしまう。のにチャレンジです。
ドムを走らせると、くるくる回転してしまい、まっすぐ走りません。
タイヤは両輪ともスムーズな回転だし、ギヤの動作音も両輪ともしっかり音がします。
説明書をしっかり読みます。
どうやら、コンピューターで、足モーターの回転速度を、左右独立に調節しているようです。
コントローラーに調整スイッチがあるので、それで調整。
あっさり、直進運動してくれました。
Cドムの赤外線が、発射されない。に、チャレンジです。
確かに、リモコンチェッカーでも反応しません。
多分、バッテリー不足だと思い、しっかり説明書どおり、8時間充電します。
充電完了!
セットして、動かすと、あっさり直りました。
バッテリー不足だったようです。
直ったボールとドムを使い、対戦をします。
かなり面白いです。
昔やった、光線銃の感動がまたよみがえりました。
今回は、次の3点が故障箇所でした。
@ギヤの損傷。
Aバッテリー不足。
B調整。
壊れたおもちゃを直す際の、参考にして下さいね。
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