節電対策のため、車のバッテリーを、家庭用の電源として使えないか検証してみました。
回路はとてもシンプルで、
車のバッテリー(12V) を、インバーター(12Vを100Vにします)に接続するだけ。
当初は、インバーターを作ってみようと考えていたのですが、車のバッテリーを買いにスーパービバホーム(ホームセンター)へ行ったら、すでにカー用品売場で売ってます。
作るのも手間なので、バッテリーと一緒に、購入してしまいました。
それで購入したものは次の3個。
@車のバッテリー(38B19L ジーエスユアサ) → 一番安かったので。
Aインバーター(SPI-30 大自工業株式会社) → 240Wと大きいので。
B充電器(No.1736 大橋産業株式会社) → バッテリーがなくなったら、充電します。
買ってきて繋いだのが、次の写真です。
配線がむき出しだと怖いので、2×4の板1本(189円)もついでに購入し、土台を作っています。

↑こんな風にセットします。 |
バッテリー端子の取り付けは次のように、シャンパー線をぐるぐる巻きにし、100円ショップの絶縁テープでショートしないようにしました。
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ぐるぐる巻きにして |
絶縁テープでまきました。 |
でも、バッテリーの充電の際、取り外しにとても大変なので、最終的に次のようにクリップにしました。
←カー用品売場で売っていたクリップ
これで、簡単に取り外しができるようになりました。
バッテリーへの取り付け順序は、バッテリーあがりでエンコした車(マイナスアースの場合)をジャンピングスタートする時と同じように、
@バッテリーのプラスを接続
Aインバーターのプラスを接続
Bインバーターのマイナスを接続
Cバッテリーのマイナスを接続
(スパークで爆発しないように、本当は、プラス端子と離れた、車のボディーに接続するのですが。)
の順番でしましたが、ショートさせなければ、手順は関係ないです。
← インバーターの端子の接続
インバーターの端子も、ぐるぐる巻きにして、絶縁テープをまきました。
出来上がったのがこれです。
一番時間がかかったのは、実は土台の作成です。
ホームセンターで、カットしてもらったほうが、良かったです。
ミニ扇風機を取り付けてスイッチONすると、みごと動きます。
他にも、100Wの電球をつけてみましたが、光ります。
停電した際の非常用電源や、屋外での電源などに活躍できそうです。
インバーターのワット数は、120Wのものも売っていましたが、やはり色々な家電を
つけたくなるので、大きい240Wの方が良いようです。

後日談です。
バッテリーを使っていたら、当然減り、バッテリー切れになります。
そこで、充電器でバッテリーを充電するのですが、やり方が分からないと気づきます。
そこで、GS YUASAのホームページに記載してある、「マイナスで始まり、マイナスで終わる」とおり、バッテリーのマイナス端子から端子を外し、プラスの端子を外した瞬間!
手に、ビリビリ!と、しびれが起こりました。
感電したのでしょうか?
未だに不明です。
バッテリーを完全にはずしたら、次は充電です。
とりあえず、バッテリーの説明書を見ると、「38B19L GS YUASAのバッテリー」は、補充液を入れるフタをあけて充電するタイプのようです。
そこで、6このフタをドライバーであけます。
途中、フタの裏についている液体が、床にたれます。
ジーエスユアサのホームページには、希硫酸と書いてありますが、なぜか床はとけない。
かなりうすい硫酸なのでしょうか、今度リトマス試験紙と発泡スチロールを使って、実験してみたいと思います。
それで、充電しようと思ったさなか、大雪。
部屋をあけっぱなしにしていたので、寒すぎます。
かといって、火をたくのは爆発の危険があるらしいので、やりたいくないし。
また、充電中、ほったらかしにするのも怖いです。
それで、悩んだあげく、実験中止。
暖かい日にやることにしました。
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