電子工作をしていて、上手く動作しないことは、おうおうにあります。
上手く動作することのほうがまれで、このバグをつぶす作業が、電子工作の醍醐味ですね。
(自分を納得させているだけかも。汗)
そこで、回路が上手く作動しないときの10箇条みたいのを作ってみました。
回路が上手く作動しないときの10箇条
@テスタの測定範囲を超えている。
例 交流をテスタで計る際、周波数が高くなるに従い正しい電圧が計れなくなります。または計れません。
A電池の容量が少ない。
例 3Vのボタン電池が2.8Vしかなく、しちょう回路がパッツ!パッツ!と光らず、点灯しっぱなしでした。
Bジャンパー線が内部できれている。
例 ブレッドボードで実験している際、回路はあっているのに、ジャンパー線が切れていました。
CICを、逆にさしている。いわゆる「逆挿し」。
例 ICを上下さかさまにさしたので、当然ピンの配置が違い、ICが壊れました。
Dオペアンプに、電源をつないでいない。
例 入力端子と出力端子をつないだだけで、オペアンプは動くと思っていました。
オペアンプには、電源端子があるので、電源をつながないと動きません。
Eハンダが上手くついていない。
例 中途半端についていると、衝撃を与えると回路が動きました。
似たような事例に、昔のテレビを叩いて直ったのは、経年劣化したハンダが割れ、 テレビを叩くことによりハンダ接触したためです。
F思い込み。
例 トランジスタの足の配置は、「えくぼ」と覚えていて、すべてのトランジスタの足が、 エミッタ、コレクタ、ベースと思っていました。 実際は、トランジスタによって、足の配置は違うことがあります。
Gショートしている。
例 ハンダ付けした際、小さなハンダの粒が飛び、その小さな粒を介して電気が流れ、ショートしていました。
H熱暴走している。
例 トランジスタに規格以上の仕事をさせたため、時間と共に熱をおび、上手く動作しなくなりました。 大きなトランジスタに変更し、放熱板を取り付けることで解決。
I部品が浮いている。
例 7セグメントLEDをブレッドボードで実験している際、しっかり差し込まれていないため接触不良になり、 7セグメントLEDの一部が、光りませんでした。
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