◆回路が上手く作動しないときの10箇条


 

子工作をしていて、上手く動作しないことは、おうおうにあります。

上手く動作することのほうがまれで、このバグをつぶす作業が、電子工作の醍醐味ですね。
(自分を納得させているだけかも。汗)

そこで、回路が上手く作動しないときの10箇条みたいのを作ってみました。



回路が上手く作動しないときの10箇条

@テスタの測定範囲を超えている。
  例 交流をテスタで計る際、周波数が高くなるに従い正しい電圧が計れなくなります。または計れません。


A電池の容量が少ない。
  例 3Vのボタン電池が2.8Vしかなく、しちょう回路がパッツ!パッツ!と光らず、点灯しっぱなしでした。


Bジャンパー線が内部できれている。
  例 ブレッドボードで実験している際、回路はあっているのに、ジャンパー線が切れていました。


CICを、逆にさしている。いわゆる「逆挿し」。
  例 ICを上下さかさまにさしたので、当然ピンの配置が違い、ICが壊れました。


Dオペアンプに、電源をつないでいない。
  例 入力端子と出力端子をつないだだけで、オペアンプは動くと思っていました。
     オペアンプには、電源端子があるので、電源をつながないと動きません。


Eハンダが上手くついていない。
  例 中途半端についていると、衝撃を与えると回路が動きました。
    似たような事例に、昔のテレビを叩いて直ったのは、経年劣化したハンダが割れ、
    テレビを叩くことによりハンダ接触したためです。


F思い込み。
  例 トランジスタの足の配置は、「えくぼ」と覚えていて、すべてのトランジスタの足が、
    エミッタ、コレクタ、ベースと思っていました。
    実際は、トランジスタによって、足の配置は違うことがあります。


Gショートしている。
  例 ハンダ付けした際、小さなハンダの粒が飛び、その小さな粒を介して電気が流れ、ショートしていました。


H熱暴走している。
  例 トランジスタに規格以上の仕事をさせたため、時間と共に熱をおび、上手く動作しなくなりました。
    大きなトランジスタに変更し、放熱板を取り付けることで解決。


I部品が浮いている。
  例 7セグメントLEDをブレッドボードで実験している際、しっかり差し込まれていないため接触不良になり、
    7セグメントLEDの一部が、光りませんでした。




平成23年12月3日  ( 1994年の同月同日に、ソニーがプレイステーションを発売しました。 )


 

 
 

 
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