◆分かるまでが、一苦労

 

路の設計もよし。

ブレッドボードでの確認もよし。

半田付けの、組立もよし。


でも、どういうわけか、動かない。

いくら考えても分からない。

頭を冷やすために、数日おいて取り掛かっても、上手く動きません。


こういうことって、電子工作にはあります。

おうおうにして、ものすごく簡単な原因で動かないことがあります。


覚えている中では、次のような項目です。


池の残量が少なかったパターン。

これって、結構あります。

3Vの電池が、2Vに下がっていたら、回路そのものが動かないので、簡単に気が付きます。

しかし、2.9Vくらいだったりすると、回路は動きますが、まさか0.1V足りないだけで、 ノイズをひろったりすることがあります。

こんな場合には、安定化電源を利用したり、新しい電池を使ったりすると、あっさり直ります。



また、電池関係では、電池ボックスの、接触不良などもありました。

既製品の電池ボックスを使っているので、すっかり安心していたら、スイッチの部分が経年劣化していたこともありました。


には、ジャンパー線が切れていたパターンです。

ブレッドボードの実験をしている時に多いのですが、接続したり、外したりしているうちに、すっかりジャンパー線がよれてしまって、切れていたこともありました。

見た目には、被服で覆われているので見えず、かなり時間を取られた経験があります。


品の知識が不足していて、間違った使い方をしていたパターン。

例えば、ラジオで使う、バリコンがあります。

極性もなく、自由に使っていたら、同じ部品なのに、ノイズを拾うことがありました。

ダイヤルをとめるネジを触ると、どういうわけかノイズを拾います。


よく調べて見ると、バリコンの中には、極性をもつものがあり、ダイヤルをとめるネジが、マイナスに端子につながっているものが、あることが分かりました。

極性のあるバリコンでは、ちゃんと極性どおり使用しないと、ねじに触れるたびに、ノイズを拾うそうです。

知らなかったため、回路が悪いと思い、かなりの時間を取られた経験があります。







平成23年5月15日  ( 1977年の5月15日は、漫画雑誌『コロコロコミック』が創刊されました。 )


 

 
 

 
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