ここでは、細かい説明でなく、初心者が回路図を見る上で役に立つ、大きな見方をご説明致します。
回路図を見る前に、回路図も2つの書き方があります。
弊社が販売している電子キットのような、「実体配線図に近い回路図」、もう1つが、「論理的に書かれた回路図」です。
「論理的に書かれた回路図」は、数年後に読み返しても分かり易いのですが、初心者にはちょっとトッツキ難い回路図です。
「実体配線図に近い回路図」は、実際の部品が記載されているため、初心者には分かり易い特徴がありますが、配線がクロスしていたり、なぜコンデンサーがついているかなど、わかり難い点もあります。
しかし初心者が制作する回路の多くは、複雑な回路でないことが多く、大抵「実体配線図に近い回路図」で描かれていることが多いです。
このことを利用して、初心者のうちは「論理的に書かれた回路図」の作品は控え、「実体配線図に近い回路図」で書かれた作品を作ったほうが、最後まで作りきる事ができると思います。
「実体配線図に近い回路図」 |
「論理的に書かれた回路図」
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