ブレッドボードは大変便利な道具です。
ちょっと回路を作りたい時に、簡単に回路が作れるし、後片付けも簡単です。
ご存知のとおり、ブレッドボードは、写真のように穴が沢山あいている板で、
穴同士がある決まりで、内部でつながっています。
キット工作でない限り、いきなり基板に電子部品を配置し、ハンダゴテで取り付けることは無いと思います。
いや、書生の場合、ブレッドボードを知らなくて、いきなり基板に電子部品を配置して、基板と部品を駄目にしたこと、数知れず。
世の中には、どうほうも、いるかも知れませんが。
普通は、ブレッドボードを利用して実験し、本番の工作に移ると思います。
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ブレッドボード |
ブレッドボードも色々な種類があり、1個150円程度で買えるものから、数千円もする、デラックス版もあります。
書斎は仕事がら、数万円もする特注のブレッドボードを利用したいところですが、やっている内容がお粗末なため、1個150円〜250円程度のブレッドボードを利用しています。
なんでそんな小さなブレッドボードを利用しているかと言うと、コンパクトにまとめたいからです。
また、小さな机でやっているため、大きなブレッドボードが置けないことも大きな理由です。
うそみたいな理由ですが、ブレッドボード以外にも、ニッパー、ゴミいれ、電子部品、ワイヤーストリッパー、マウス、キーボードなど、色々な道具があるため、どうしても机が狭くなってしまいます。
一番ネックなのが、キーボードですね。
小さなブレッドボードでいっぱいになってしまう場合、もう1つ別のブレッドボードを利用して対応しています。
数は力というやつです。
便利なブレッドボードですが、落とし穴もあります。
絶対間違いない回路を、ブレッドボードに組んで、スイッチを入れても、希望の動きをしない場合があります。
1時間、悩みます。
2時間、悩みます。
諦めて、次の日も悩みます。
諦めて、さらに次の日も悩みます。
でも、分からない。
でも、でも、しっつこく悩みます。
どうしても7セグの下の部分が光りません。
ICを変えても駄目です。
何気なく、ICを上から押してみます。
すると、すんなり動きました。
ICが、浮いていたのです。
ピンが短い部品の場合、接触不良になりやすいので注意が必要です。
ちなみにこのブレッドボード、昔、トランジスタを何回も昇天させた、いわくつきのブレッドボードで、多分、接触が甘くなっていたのでしょう。
こういうブレッドボードは、思い切って捨てます。
こんな場合も、安いブレッドボードはいいですね。
皆様も、ブレッドボードの接触不良にはご注意を!
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浮いていないように見えますが
実は浮いています。 |
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押すと上手く作動しました。 |
平成22年1月9日 ( 1985年 新両国国技館が落成されました。 )
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