電子工作をしていると、電池をたくさん使います。
電池がもったいないので、家庭のコンセント(AC100V)から、低電圧(DC5Vあたり)にできる、安定化電源と言われる商品を購入します。
秋葉原に行けば、数千円〜数万円の商品が店頭で販売されていますが、器用な人なら、レギュレター、トランス、ICなどを利用して簡単に作り上げてしまいます。
でも、初心者のうちは、100Vの電子工作は怖いので、製品を購入したほうが無難です。
でも、でも、AC100Vを DC5V にする電子工作は、知識を学ぶには最適で、制作したほうが良いのですが、初心者のうちは、いきなりAC100VからDC5Vを制作しないで、DC9VからDC3Vにするなど、
低い電圧の実験から始めたほうが、安全なのでお勧めです。 |

安定化電源
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安定化電源は電池代がかからないため、すさまじく電源を食う、ロボットなどには最適なのですが、LEDをピコピコ光らせるだけの場合、いちいち安定化電源のスイッチを入れて、コードを接続し、実験を行うには、コードが結構邪魔で、ハンドリングが悪いものです。
ただでさえ、テスター、オシロスコープなどの測定器のコードが邪魔なのに、さらにコードが増えると、基板がコードの線でいっぱいになります。
このコードが結構邪魔です。
書生の場合も、購入した当時は面白くて、安定化電源から電源を供給していたのですが、そのうち邪魔になったため、現在はスイッチ付きのケースを購入して、乾電池から電源を供給しています。
秋葉原に行き、
単三1本用(1.5V)、単三2本用(3V)、単三3本用(4.5V)、単三4本用(6V)、角電池用(9V)
のケース5個を購入すれば、5種類の電源が確保できます。
実際、紫外線LEDのように、使用する電圧が4.2Vのような、中途半端の電圧の部品を使う以外は、この5種類あれば、初心者のうちは事が足ります。
かりに中途半端な4.2Vの場合、電池とLEDの間に、抵抗でもいれておけば問題ないですし。
価格も安いし、安全だし、ハンドリングも良いので、お勧めです。
秋葉原に行くと、このようなケースが売っています。 |
ケースのコードの先は、ブレッドボードに挿しやすいように、ピンヘッダ(オス)をつけておき、熱収縮チューブでショートしないようにしておきます。
さらに、ケースの概観に、テプラやプリンター用のシールなどで、ボルト数を書いて貼り付けておきます。
大きさをみれば分かりますが、一応シールでボルト数を書いておくと、分かり易いです。
ただ、スイッチの切れ忘れには注意して下さいね。 |
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先をこのように加工し、
電圧シールを貼ります。 |
平成21年12月01日 ( 12月1日は、デジタル放送の日です )
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