電子部品を買うにあたり、ちょっと気を付けることがあります。

電子部品を買う方法は、
�@インターネットを使って買う方法。
�A店舗へ行って買う方法。
の２つがあります。

最初のうちは、�Aの店舗へ行って買う方法がお勧めです。

百聞は一見にしかず。
実際に、物があるため、商品がもっている迫力が違います。
電子部品の本など読まなくても、見るだけで分かります。
また、半導体を扱うお店独特の、あの、においがあります。

そこで、 東京の秋葉原にある、お店をご紹介します。
最初は、
�@株式会社　秋月電子通商
�A株式会社　千石電商
の２つを抑えておけば、良いと思います。

電子工作をやっている方なら、ほとんどの方が知っているお店です。 多分、歴史に名を残します。 ネット販売もしておりますが、まずは店舗（秋葉原と八潮）へ行かれることを、お勧めします。 基本的に、安いです。 多分、ここのお店がなんでも一番安いと思います。 そして、基本的にデーターシートがついています。 半導体は、小さいため後から品番を読むのに、とても大変です。（書生、最近、特に見づらくって。失礼しました。） また、星の数ある半導体のデータを、覚えて置く事は不可能です。 毎回、工作のたびにデータシートを、インターネットで検索するのも大変です。 データーシートがついていて、とても助かります。 秋月電子通商オリジナルキットも多数あります。 ただこのキット、初心者には敷居が高いかもしれません。 エレキットのように、懇切丁寧にすべての部品が、キットの中に組み込まれていない場合が多いんです。 例えば、電源はプラスマイナスが必要な電源だったり、部品が余分に入っていたり、説明書が間違っていたりします。 でも、普通のキットには無い独特のキットで、作るたびに新しい知識や知恵を与えてくれます。 ネットでも、個人の方が秋月キットを紹介してくれていますので、とても参考になります。 興味あるキットから作ることを、お勧めします。 営業時間が短いため、調べてから行ってくださいね。

秋葉原では、秋月電子通商の隣にならんでいます。 こちらも、かなり有名なお店で、秋月電子通商と千石電商で、２強をなしています。 こちらも、ネット販売をしておりますが、店舗へ行かれることをお勧めします。 大阪にも、お店があります。 特徴は、品数です。 秋葉原で一番の品揃えだと思います。 ほとんどのモノが、ここで手に入ります。 値段は標準より、やや安めで、秋月電子通商と比べると、高く感じます。（秋月電子通商が安すぎる。） 棚も広くとってあるため、見やすいです。

ラジオセンター、ラジオ会館と間違えやすいのですが、違います。ラジオデパートです。 ラジオセンター、ラジオ会館の２つと比べると、一番駅から遠い場所にあります。 今は、パチンコ屋さんが隣にあります。 デパートと言われるとおり、半導体のお店が集まったデパートです。 １つ１つのお店に得意分野の部品を扱っています。 そのため、千石電商のように、１つの店舗ですべての部品が集まるわけではありません。 例えば、半導体はこのお店。 抵抗は、このお店。 スイッチは、このお店。 書籍は、このお店。 などなど。 スーパーみたいに、かごに入れてレジで購入すると言うよりは、対面販売の要素が強いため、若い人にはちょっと抵抗があるかも知れません。 悪気はないようですが、結構、嫌な感じのお店もあります。 親子代々続いているお店もありますが、親父さんの時から、感じが悪いので、遺伝なのでしょう。 さすがに専門店があつまっていますので、普通には手に入らない真空管や、半導体も小売しています。 秋月電子通称や千石電商にない商品の場合、ここに行けばあるかもしれません。 昔からあるお店が多いため、昭和が残っています。 また、モノがあるところ、情報も集まります。 対面販売に抵抗が無く、ちょっとした事にへこたれないガッツある若者には、貴重な情報が得られるかもしれません。 価格は、お店によってかなり違いますが、基本的に高めです。

電車の高架の下にあり、駅から一番近い場所にあります。 一階と二階に小さなお店が集まっており、ラジオデパートと似ています。 ラジオデパートとラジオセンターの、両方に出展しているお店もあります。 基本的に、ラジオデパートと同じ内容です。

昔は、半導体を扱っていたお店があったのですが、今はありません。 フィギュアで有名な、海洋堂やボークスなどのお店が出展しています。 小さいですが、若松通商が出展しています。 現在は残念ですが、なくなってしまいました。（平成21年7月） 2015年3月現在、また新たに立て直され、現代風のラジオ会館に生まれ変わりました。

�E小澤電気商会（電車の高架下）
秋葉原警察署（万世橋署）の近くにある、高架下のお店です。
小沢電気商会の沢と書いたほうが、ネットではヒットするかも。

ちょっと汚いですが、品揃えは結構あります。
価格は安めかな。
最初はとっつきにくいですが、人が良いおじちゃんが経営しています。
結構、気さくな方のため、対面販売が苦手な若い方でも、買いやすいかもしれません。

現在は残念ですが、なくなってしまいました。




�F若松通商（三菱東京ＵＦＪ銀行の対面）
秋葉原の駅から、一番遠い場所にあります。
三菱東京ＵＦＪ銀行の対面です。

特徴は、 新技術です。
例えば、ロボットやネットワークなど、ちょっと癖のある商品が多いです。

それから、営業時間も長いです。
結構、夜遅くまでやっているため、仕事帰りによれます。



�Gマルツパーツ館（秋月の隣とソフマップの近く）

秋葉原では、２店舗あります。 秋月電子通商の近くと、ソフマップの近くにあります。 特徴は、コンビニエンス風の店舗です。 かごを持って、購入するため、店内も見やすく、若い人には買いやすいかもしれません。 店員さんも、普通の店員さんのようで、話しやすいかもしれません。 品揃えも、まあまあで、価格はちょっと高めのような気がします。 ジャンクのような、面白みはありませんが、仕事で使うようなものは、ここがいいかもしれません。 営業時間も長いため、こちらも会社帰りによれます。 また、マルチパーツ館は全国展開しているため、地方の方には強い味方のようです。

秋葉原には、他にもお店がありますが、自分の足で探してみてくださいね。

また、電子部品以外にも、ネジ専門店や工具専門店があったりします。
そういった、違う分野から見た目で、お店をさがしてみても、幅が広がりますよ。



平成21年7月7日 （あっつ！七夕だ！）