リフローハンダ機材の紹介


 
面実装部品が主流の現在(2024年6月)、電子工作キットにも、チップ部品の半田付けが必要になってきました。

チップ部品を半田付けする方法は、「手はんだ、業者が使うフローハンダ、個人でも出来るリフローハンダ」があります。

チップ部品が多い場合や手はんだでは小さすぎる場合は、リフローハンダがお勧めです。

<手はんだ>
文字通り、手で半田付けする方法で、予備ハンダやセロテープなどで部品を固定し、半田付けして行きます。

<フローハンダ>
浴槽に溶かしたハンダを予め入れ、そこの中に基板の裏側を浸して半田付けする方法です。


<リフローハンダ> ←今回はこちらの機材の紹介です。
基板にペースト状のハンダを予め塗り、ペーストの上にチップ部品を置き、基板全体をハンダが溶ける温度まで上昇させて半田付けする方法です。



■リフローハンダで使う機材

@ホットプレート


はんだが溶ける温度まで、上昇するプレートです。

家庭のホットプレートでも良いのですが、ハンダの小さい粒が飛び散るので、その後は食事には使えなくなるので、お勧めしません。

写真は、アリエクスプレスで購入した US仕様(110V、差し込み口が日本のコンセントと同じ形)の商品です。

足は付属してなかったので、別途「金属スペーサー、ねじ、ナット」を取り付けました。




Aペーストハンダ


注射器で押し出し、基板のランド面に塗ります。

塗る際、少しくらいはみ出ても、熱するとランドに集まるので、問題ありません(沢山はみでるのはNGです)。

保管は冷蔵庫らしいのですが、食材と一緒にするのは危ないので、ジッパーに入れ、常温保存しています。

アマゾンで適当なものを購入しました。



Bピンセット


チップ部品がつかめるくらい、先が細いタイプを選んで下さい。

一般的に先が丸いタイプは、チップ部品をつまめないので、使えません。



C木(台座)



ホットプレートは熱くなるので、ホームセンターのツーバイフォーを下にひきます。

写真でも分かるように、ホットプレートの足でも、丸く焼けるくらい熱くなります。

また、リフローハンダを終えた基板はとても熱いので、基板をピンセットでつかみ、木(台座)の上に置いて冷ます際にも使います。



Dスイッチ


ホットプレートを、ONOFFするスイッチです。

スイッチを取り付けず、直接コンセントにつないでも良いので、ちょっと怖いので、スイッチがあると便利です。



Eコネクタ


スイッチとホットプレートを、つなぐ際、差し込むだけですむので、あると便利です。

勿論ビニールテープで巻いて、つないでもOKです。




■リフローハンダをして見ました!


↑右上のLED、右のチップ抵抗とコンデンサが、上手く半田付けできませんでした。


↑これはすべて上手くいきました。


市販のキット2種類買い、リフローハンダしてみました。

@チップ部品を、どの場所が特定する。

ALEDやダイオードは極性があるので、どの方向がアノードかカソードか調べておく。

B慎重にチップ部品を紙からはがす(扇風器の風に注意)。

Cはんだペースト、ランド面に塗る。

Dピンセットで、チップ部品をはんだペーストに上に置く。

Eホットプレートを加熱する。

F半田ごてと同じように、ホットプレートの放射熱を手で感じたら、基板をホットプレートの上に置く。

Gフラックスの煙が、いっせいに飛ぶので、吸わないように注意!

チップ部品がハンダにすいつかれるように、動く。

Hフラックスが蒸発し、すべてのハンダがとけたら、台座(木)の上に置いて冷ます。

の流れでおこなったのが、写真と通りです。


@チップ部品の特定、A極性の判別が、結構大変です。

老眼があると、結構きつい作業になりますが、時代は表面実装が主流なので、頑張って慣れるしかないですね。



(2024年6月18日(火)作成)

 
 

 
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