電気工事士さんのパイロットランプを点灯させてみた


 
気工事士さんが施工する、パイロットランプを点灯させてみました。

色々な種類の部品がありますので、ロイヤルホームセンターで入手出来る部品を選びました。

選んだ部品は次のものです。

埋込パイロットランプ(WN3031RK)
電圧検知型
埋込パイロットスイッチB片切(WN5241)
電流検知型
 
埋込コンセント(WN1001)。
埋込スイッチB片切(WN5001)。
 
配線器具リード線
(BNL-3-B10P  BNL-3-W10P)
負荷に利用する、100VLED電球。
 
コンセントに差し込む電源ケーブル。
いきなり電源が入らないようにする為の手元スイッチ。
 
 
配線用のみの虫クリップ。
 配線コードは、穴に差し込めば固定されます。
抜くときは、ドライバーを強く押し込み、配線コードを引っ張り上げます。



■電気回路

 
イロットランプは、「電圧検知型」と「電流検知型」の、2種類があります。

それぞれは、見た目からは判断できないので、パナソニックさんのホームページから仕様をダウンロードし、確認する必要があります。

更に、それぞれは配線方法が違うので、注意が必要です。

それぞれの配線方法(スイッチをONすると、パイロットランプが光る回路)は、上の写真の通りです。




■電圧検知型パイロットランプの点灯

圧検知型は、抵抗とネオン管で出来ています。

両端にAC100Vをかけると、電灯します。

電気工事士さんの試験にでるタイプです。

構造上、負荷の電球の球が切れても、スイッチがONなっていれば、パイロットランプは点灯します。


↑電圧検知型のパイロットランプを点灯させている所。


↑コンセントを、パイロットランプに対し、並列つなぎで取り付けます。


↑負荷のLED電球を点灯させた所(パイロットランプと電球が点灯しています)




■電流検知型パイロットランプの点灯

流検知型は、トランスとLEDで出来ています。

トランスの片側に電流が流れると電磁誘導により、もう片側に電流が流れます。

これを利用し、LEDを点灯させています。

その為、電圧検知側のように、両端にAC100Vをかけると、壊れるので注意して下さい。

今回使った電流検知型は、スイッチ機能も持っているタイプなので、スイッチを別途取り付ける必要はありません。

電流検知型のほうが、価格は高いですが、シンプルで使いやすいと思います。

ただ、負荷の電流が小さいと、トランスに流れる電流が小さいので、LEDはうっすらとしか光りません。

電子工作のように、負荷が小さいものの場合は、上手く点灯しないので、注意して下さい。

また構造上、負荷の電球の球が切れると、スイッチがONになっていても、LEDが消えます。

LEDが消えているからといって、安易に触ると感電するので、注意が必要です。

負荷の電源の切れ忘れとして利用可能です。


↑コンセントと直列つなぎします。


↑電流検知型のパイロットランプを点灯させた所。


↑パイロットランプのLEDが点灯しています。

(2023年2月19日(日)作成)

 
 

 
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