ポケコンPC-G850Vを使い、蛍光表示管を動かす!
@蛍光表示管を動かす!
↑蛍光表示管を点灯させた所
ポ ケコンPC-G850VのIO端子を使い、蛍光表示管を点灯させてみました。
使用したポケコン(ポケットコンピューター)は、シャープのPC-G850Vです。
ポケコンは、ポケットコンピュータの略で、今風に言うと、Arduinoにキーボードと画面がついたようなものです。
今回使うポケコンは、プログラムは、BASIC、C、機械語、テキストエディターがついています。
また、電子回路につなぐことが出来るIO端子(8ピン)を持っており、ロジックレベルは5Vです。
IO端子は次の4つのモードがあり、モードによりIO端子の意味が変わります。
モードを呼び出すには、OPENコマンドを用います。
OPENコマンドをしない場合はSSIO−modeになり、CE−126Pなどのプリントターをつなぐ時などに利用します。
↑4種類のIO端子があります。
蛍 光表示管を点灯させる回路図は、下のような写真になります。
今回使用した蛍光表示管は、シリアル通信を受信すると、画面に文字が表示されます。
そこで、ポケコンから蛍光表示管へ、文字データをシリアル通信で送信すれば、蛍光表示管に文字が表示されます。
配線は、シリアル通信なので、ポケコンの送信端子とGNDの2本だけです。
蛍光表示管は5Vで電流を結構使うので、ACアダプター(5V 1.5A)を使い電気を供給しました。
プ ログラムはBASICで作りました。
ポケコンから蛍光表示管にシリアル通信をしたいので、OPEN "COM1"でSIO−Mode にします。
OPEN命令は、OPEN"COM:"です。
ポケコンのBASICは、シリアル通信コマンドがあるので、通信自体は簡単です。
ただ写真のプログラムを送信すると、蛍光表示管は文字化けを起こしました。
深く追求するのは大変なので、取りあえずこれで良しとします。
↑文字化けして表示された蛍光表示管
VIDEO
ALEDフラッシャーを作る!
他 のモードも試してみました。
OPENコマンドでオープンしない場合の、SSIO/PWM−Mode を使い、LEDフラッシャーを作ってみました。
SSIO/PWM−Modeでは、3本しか出力端子がないので、3つのLEDフラッシャーになります。
そのかわり、OPEN命令は不用です。
↑LEDフラッシャーの回路図とプログラム
↑3つのLEDフラッシャー
VIDEO
B7セグメントLEDを動かす!
P IO−Modeも試してみました。
PIO−Mode は、8つのIO端子(8ビット)を制御出来るのが特徴です。
OPEN命令は、OPEN"PIO:"です。
7セグメントLEDが8ビットなので、7セグメントLEDを使いカウントさせてみました。
↑7セグメントLEDをカウントする回路図とプログラム
↑7セグメントLEDをカウントする回路図とプログラム
↑配線が大変になるので、電流制限抵抗は入れていません。
VIDEO
(2022年2月10日(木)作成)