左:通常光 右:真っ暗闇
暗 視カメラを作ってみました。
暗視カメラは非常に高価なので、
性能は悪いですが、簡単で安価をテーマに作ってみました。
先ず結果だけ先にお見せると、上の写真左が通常光で、写真右が真っ暗闇で撮影したものです。
真っ暗闇ですが、ちゃんと撮影できています。
用 意した機材は4つと、Windows付属のカメラのソフトです。
全部そろえると4000円(税込)くらいです。
WEBカメラはパソコンに差し込めば、勝手に認識されます。
後はWindowsX下にある検索欄に、カメラ と入力すればカメラのソフトが立ち上がります 。
<ハード>
@BUFFALO BSW13K06H WEBカメラ 130万画素 \2100(税込)。
A赤外線投光器キット 秋月電子 K-00094 \800(税込)。
B赤外線投光器用ACアダプター12V 2A \1000(税込)。
Cスペーサー
\100(税込)。
<ソフト>
@Windows付属のカメラのソフト
WEBカメラ
BUFFALO BSW13K06H 130万画素 \2000(税込)。
色違いのWEBカメラ
予備に買いました。
赤外線投光器キット
秋月電子 K-00094 \800(税込)
赤外線投光器用ACアダプター
12V 2A \1000(税込)。
スペーサー。
暗 視カメラの仕組みは次のとおりです。
通常のデジタルカメラは、可視光線ばかりでなく、赤外線も認識出来ます。
人は赤外線を認識する事ができないので、人が赤外線を認識出来るデジタルカメラの画像を見ると、普段見慣れない画像になってしまいます。
そこでデジタルカメラのレンズに赤外線をカットする、赤外線カットフィルターを取り付け、人が見慣れた画像にしています。
デジタルカメラの前に赤味がかかっているのが、赤外線カットフィルターです。
暗闇でも見れるようにするには、この赤外線カットフィルターを取り外し、デジタルカメラが赤外線を認識出来るようにもどしてあげます。
さらに赤外線投光器を使い、被写体を照らします。
人は暗闇で赤外線を投光されても見えない為、暗闇に見えますが、デジタルカメラは赤外線が被写体に投光されているので、暗闇でも見えます。
人の感覚で言えば、暗闇の中で懐中電灯を照らせば見える理屈と同じですね。
赤外線カットフィルター(赤味の部分)。
機体により、表側にあったり裏側にあったり色々です。
またレンズに塗られているようなものもあります。
外せないので、キリで粉々に壊した所。
通常光
投光器OFF
投光器ON
人がカメラ越しに赤外線を見ると、紫色に見えるのですね。
撮影している風景(変なものがうつっていますが)
つなぎ方はこんな感じです。
【Youtubeの動画(1分16秒)】
@最初は可視光です。ちゃんと写っています。
A部屋を暗くしました。
真っ暗闇です。
B赤外線投光器をONしました。暗闇でも紫色で写っています。
C被写体を動かしていますが、暗闇でもちゃんと分かります。
D部屋の明かりをONにし、可視光にもどしました。通常どおり写っています。
VIDEO
(2022年1月23日(日)作成)