音声合成LSI ATP3012R5-PU



ボットの音声を発するLSIを使い、音声を発生させてみました。

秋月電子 : 音声合成LSI ATP3012R5−PU(小型ロボットの音声) I-11517 \950(税込)

組み込みシステム用LSIのようで、シリアル通信(UART、I2C、SPI)で、ローマ字の文字列を送るとしゃべってくれます。

15個のメッセージを保存でき、端子をトリガーにして再生もできます。

データシートは日本語なので、わかりやすいです。

商品に組み込む時など、使用するのにライセンス契約が必要らしいです。

使う場合時は、メーカーに問い合わせたほうが良いですね。


子回路はLSIなので、電源やシリアルインターフェイスを用意する必要があります。

ただデーターシートに記載されているように、ベースチップがArduino UNOに使われているATmega328(P)と、ピンがコンパチブルのため、Arduino UNOからATmega328(P)を取り外し、音声合成LSIと差し替えれば、Arduino UNOのハードを、そのまま使う事が出来ます。

Arduino UNOのボードに差し替え、スピーカーを取り付けた回路図が上の写真です。




ソコン側は、差し替えたArduino UNOをパソコンにつなぎ、Arduinoを立ち上げます。

Arduinoはスケッチはいりません。

通信ソフトとして使うだけなので、シリアルモニタで9600bpsに設定し、ローマ字で送信ボタンを押すと、ローマ字どおり音声を発します。

Arduinoのシリアルモニタでなくても、通信ソフトのTera Termなどを使っても音声を発することが出来ます。


【動画】

最初は、「あいうえお かきくけこ」を再生しています。

次は、「今日は晴れです」を再生しています。
 


(2021年11月19日(金)作成)


 
 

 
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