
足温器が古くなり危なくなってきたので、解体してみました。
非常にシンプルな構造で、温度ヒューズ(SW−211T 102℃ 2A 250V)が2個、中央にサーモスタット(イスズ電機 P330 AC125V 18A 動作温度48℃ 最高120℃)が1個ついているだけです。
この構造なら材料選びに気をつければ、個人でも簡単に作れますね。
回路の動きは次の通りです。
@AC100Vをかけるとエナメル線が発熱し、足温器の温度が上昇します。
A足温器の温度が48℃になると、サーモスタットが切れます。
Bエナメル線に電気が流れないので、足温器の温度が下がります。
Cサーモスタットが48℃を下回るとつながります。
後はこの繰り返しです。
温度ヒューズはサーモスタットが壊れた場合102℃になると切れ、火災にならないようにするためのものです。
2個ついています。
サーモスタットは自動復帰しますが、温度ヒューズは自己復帰しません。
そのため温度ヒューズが切れると、足温器は使えなくなります。
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足温器 |
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カバーを外した所 |
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スポンジを取り外した所 |
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内部回路 |
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サーモスタット
イスズ電機 P330 AC125V 18A 動作温度48℃ 最高120℃
自己復帰します
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温度ヒューズ
SW−211T 102℃ 2A 250V
自己復帰しません |
(2021年10月30日(土)作成) |