■ステッピングモータドライバー
  (ユニポーラ型)

@ステッピングモーター(ユニポーラ型)を、つなぐだけで動かすことが出来る、ステッピングモータードライブキットです。
ステッピングモーターの動作チェックなどにどうぞ!

Aステッピングモーターは、何本もの足がモーターからでていて、それぞれの足にONとOFFの信号を送り、モーターを回します。

B通常、このONとOFFの信号は、人が行うのではなく、プログラミングされたICが行い、モーターを回します。

C本キットは、ユニポーラ型のステッピングモーターを回すために必要な信号を作る、ドライバーキットのため、ステッピングモーターを接続するだけで、モーターを回転させることができます。

Dスイッチで、正転と逆転を変えることができます。

EICは、PIC16F84Aを用い、C言語で書いたプログラムを書き込んでいます。

Fプログラムもホームページに公開しているので、自分仕様に書き換えてみることもできます。

G工作レベルの難易度がレベル5で、非常に難しいキットです。
そのままキットを作れば、ステッピングモーターを回すことができます。
しかし、理解するとなると、PICとC言語の、開発環境や知識が必要です。




¥5,590(税込)

DEN-L-042
全長 W54mm×D84mm×H35mm
(テイシン TB-2ケース)
【電子キット製】

お買い求めはこちらです。

 

制御の電源:9V(別売り)、モーターの電源:単三×3本の4.5V(別売り)です。

モーターの電源(4.5V)は、本キットに付属のモーター用のものです。
お持ちのステッピングモータ(ユニポーラ型)をご利用する際は、モーターに合った電源(電圧)をご用意下さい 。

ステッピングモーター付きです。
モータが取り外せるように、ピンソケット、ピンヘッダ、熱収縮チューブ付きです。
PICマイコンはソケット付きなので、基板から取り外すことができます。
基板はユニバーサル基板です。

PIC16F84Aを用いているので、プログラミング環境がある方は、プログラミングし直すと、速度など変える事が出来ます。




ステッピングモータ、電池ケースもついています。


【ステッピングモータ】

ステッピングモータと似たモータに、サーボモータがあります。

サーボモータも、角度を制御することができ、ステッピングモータよりも、任意の角度を制御できます。

任意の角度で制御できる反面、1つ前の角度を覚えておかなければいけないため、フィードバック回路と呼ばれる回路が必要です。

一方、ステッピングモータは、モータ毎にステップ数が決められており、例えば120ステップだと、360÷120=3 で、3度の角度で角度調節ができます。

角度が決まっているため、フィードバック回路が必要ではありません。

本キットのステッピングモータは、200ステップなので、約1.8度の角度制御ができます。


ステッピングモーター(ユニポーラ型)

ピンヘッダ、熱収縮チューブもついています。
線の先は、取り外し出来るように
ピンヘッダを取り付け、
熱収縮チューブで覆います。

熱収縮チューブは、最初にモータの線に
通しておかないと、半田付け後、
半田部を覆う事ができなくなるので
最初に通して下さい。
     
 
ピンソケットなので、
モーターが取り外しできます。
2Pは電源(プラス)で、
4Pは赤、緑、黄、青の制御です。
 
後でどのピンを差し込めば良いか
Xcom、Ycom、X、X'、Y、Y'など分かるように
基板にマジックで、記載しておくと良いです。


【電源について】

電源は、制御回路用の電源(DC9V)と、ステッピングモーター用の電源(4.5V)の2個が必要です。

ステッピングモーター用の電源は、本キットでは4.5Vですが、お持ちのステッピングモーター(ユニポーラ型)の電圧が4.5Vでない場合は、そのモーターに合った電源電圧をご用意下さい。


制御電源 : DC9V
ステッピングモーター電源 : DC4.5V
電池スナップなので、
簡単に外すことができます。


【使い方】

@

スイッチを入れると、ステッピングモーターが回転。

基盤トグルスイッチを反対側に倒すと、

ステッピングモーターが逆転します。


A

プッシュスイッチを押すと、

PICマイコンがリセットになるので、

回転が止まります。



( Youtubeの動画  28秒 )


【プログラム】

  ← ピンソケット付なので、PIC16F84A マイコンは

  基板から取り外すことが出来ます。


本PICマイコンには、あらかじめプログラムが書き込まれているので、PICマイコンをいじる必要はありませんが、PICマイコンのプログラムを拡張される方は、次の事項を参考にして下さい。


マイコン開発ソフトは、「マイクロチップ社のMPLAB IDE v8.10(無料)」を利用しています。
尚、プロジェクトファイル名は、ファイル名だけでなくそのファイルを置くパスも、すべて半角英数字にしないと、動きません。
日本語のフォルダーに入れ、ファイル名を半角英数字では動きませんので、注意して下さいね。
(例 C:\モータ\motor\motor.mcp は、「モータ」が日本語のフォルダーなので動きません。)



delay関数を利用していますので、次の作業をしています。(パソコンのシステムは、Cフォルダーにあることとします。)
C:\Program Files\HI-TECH Software\PICC\LITE\9.60\samples\delayのdelay.cとdelay.hを、プロジェクトファイルと同じフォルダーにコピーする。
そしてコピーしたdelay.hの  #define XTAL_FREQ 4MHZ の4を10に変更。

ちなみに、使用したファイルをダウンロード(右クリックして、対象をファイルに保存)できるようにしておきました。
ダウンロード出来るファイルは、4を10に変更してあります。

delay.cファイルのダウンロードはこちらです。(delay.c)
delay.hファイルのダウンロードはこちらです。(delay.h)


PIC16F84Aマイコンには、次のC言語プログラムが書き込まれていますので、そのままコピーして利用することが出来ますが、マイコンへ書き込む機材によって、コンフィグの書き方が違うので、そのままソースをコピーして書き込んでも、上手く動作しないかもしれません。
その際は、HEXファイルをダウンロード(右クリックして、対象をファイルに保存)して、書き込んでみて下さい。

HEXファイルのダウンロードはこちらです。(motor01.hex)


C言語ソースは、この下からコピーしてご利用下さい。

#include<pic.h>
#include"delay.h"
#include"delay.c"
__CONFIG(HS & WDTDIS & PWRTEN & UNPROTECT);

void main()
{
TRISA = 0b11111; /*TRISは入出力設定 0が出力 1が入力*/
TRISB = 0b00000000; /* TRISB = 0;と同じ */
int x;
x=1;

while(1)
{
if(RA0 == 0){
PORTB=0b1001;
DelayMs(x);

PORTB=0b1100;
DelayMs(x);

PORTB=0b0110;
DelayMs(x);

PORTB=0b0011;
DelayMs(x);
}
if(RA0 == 1){
PORTB=0b0011;
DelayUs(255);
DelayUs(255);
DelayUs(255);
DelayUs(255);

PORTB=0b0110;
DelayUs(255);
DelayUs(255);
DelayUs(255);
DelayUs(255);

PORTB=0b1100;
DelayUs(255);
DelayUs(255);
DelayUs(255);
DelayUs(255);

PORTB=0b1001;
DelayUs(255);
DelayUs(255);
DelayUs(255);
DelayUs(255);
}
}
}

 
 

 
 

 
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