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■サイン波発振機(移相形発振回路)
@電子回路の教科書で学ぶ、サイン波発生機です。
乾電池で動作するので、卓上に置いて実験できます。
A講義で学んだ事を実際に試してみたり、ちょっとしたサイン波が欲しい時などに最適です。
Bリサジュー図形も観測できます。
C増幅回路についているコンデンサの影響で、教科書で習う、発振周波数 f = 1/(2π√6×CR)にはなりませんので、ご注意下さい。

¥1,980(税込)
DEN-L-003
【電子キット製】
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教科書でお馴染みの、RC発振回路の1つ、移相形発振回路です。 |
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きれいなサイン波(正弦波)を得ることができます。 |
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オシロスコープを購入して、サイン波を観測してみたい時などに便利です。 |
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ちょっとした、電気信号が欲しい時など、卓上で乾電池で動かす事ができるため、便利です。 |
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回路が込み入っているので、ブレッドボードがある方は、一度、仮組みしてみることを、お勧めします。 |
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基板はユニバーサル基板です。 |
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電源は、直流プラス6V(乾電池 4個)です。 |
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オシロスコープは、別途用意してください。 |
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ボリュームとピンソケットを取り付け、バージョンアップしました。

HPF型(ハイパスフィルター型)で、正帰還しています。
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【使い方 1】 サイン波の観測
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次のように、オシロスコープを接続します。
上部のピンヘッダ : オシロスコープのプラス
下部のピンヘッダ : オシロスコープのマイナス
※ 上部は、3つのピンヘッダがありますが、どれにつないでもOKです。
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波形が観測されます。
中央部のピンヘッダによって、サイン波が変化します。
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周波数は、周波数カウンターで測定すると、約291Hzでした。
端子は3つありますが、どの端子も周波数は、同じです。
ちなみに、下の写真のオシロスコープの波形から、周波数を求めると、
掃引時間(SWEEP TIME/DIV) : 1ms
横の目盛り(距離数) : 3.4div(3.4目盛)
時間(秒) = 距離(div) × 掃引時間(s/div)
= 3.4 × 1
= 3.4 ms
周波数(Hz)は、1/周期(s)なので、
周波数(Hz) = 1/周期(s) = 1 / 3.4ms = 294.1 Hz
だいたい、周波数カウンターと同じでした。
教科書では、発振周波数 f = 1/(2π√6×CR)ですが、増幅回路についているコンデンサの影響のため、式どおりにはなりません。
(コンデンサを10μFなどに変更すると、周波数が変わるのが確認できます。)
※測定する際、オシロスコープの、VARIABLEノブが、CALになっていることを、確認してくださいね( 良く忘れるので)。

周波数カウンター
オシロスコープ
【使い方 2】 リサジュー図形の観測
中央部のピンヘッダが3本ある事を利用して、リサジュー図形を観測してみます。
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オシロスコープのプローブを、2本用意します。
<1本目のプローブ>
上部左のピンヘッダ : オシロスコープのプラス
下部のピンヘッダ : オシロスコープのマイナス
<2本目のプローブ>
上部右のピンヘッダ : オシロスコープのプラス
下部のピンヘッダ : オシロスコープのマイナス |

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A |
オシロスコープのプローブを、2本用意します。
<1本目のプローブ>
上部左のピンヘッダ : オシロスコープのプラス
下部のピンヘッダ : オシロスコープのマイナス
<2本目のプローブ>
上部中のピンヘッダ : オシロスコープのプラス
下部のピンヘッダ : オシロスコープのマイナス |

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