音は空気の振動なので、音を作る際は、空気を振動させればよいです。
電気を使って音を作るには、次のようにします。
電気をONとOFFを繰り返す(発振させる)。
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スピーカーの振動板がONとOFFを繰り返す。
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空気が振動して音が鳴る。
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ONとOFFを繰り返す発振が、1個だけだと、「 ピ ! 」 や「 ブ ! 」 など、一文字の音がなります。
この電気に、もう1つ「ONとOFFを繰り返している(発振している電気)」を混ぜると、 「 ピイ ー ! 」 や「 ブウー ! 」のように混ざり、違う音になります。
本キットは、「ロジックIC 74HCU04 のインバーター」を使い、ONとOFFを繰り返す発振を2個作り、その2つを混ぜ合わせて音を作っています。
計算式で音を求めることは至難の業のため、抵抗とコンデンサを色々試し、コオロギの音を再現しました。
お手元に、コンデンサや抵抗をお持ちの方は、半田付けする前に、ブレッドボードで色々試されると、本キットとは違った音を作ることを体験することが出来ます。
試される際は、本キットに記載されている、抵抗とコンデンサの値を変えて下さい。
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