電源は、直流プラス12V (ボタン電池CR2032:3V と 四角い乾電池:9Vを直列つなぎします。) で、別途用意して下さい。
蛍光表示管の風貌は、真空管と似ていますが、真空管ではありません(広義に解釈すると真空管の一種です)。 でも、光る原理は真空管と似ていて、高真空のガラスに密閉された中で、ヒータ(本キットでは、赤いチューブがついています)でフィラメントを加熱し、フィラメントが600度以上になると電子が放出、放出された電子はプラス極性のグリッドにを加速及び制御され、プラス極性のプレートに引き寄せられ、蛍光体に衝突し、発光します。
昭和レトロの雰囲気をかもし出している蛍光表示管ですが、現在でも現役で活躍しています。 足の数はとても多く、合計12本もあり、半田付けがちょっと大変です(7セグメントLEDと同じ)。
赤いチューブがついている足が、ヒータです。
@電源が12V必要なため、ボタン電池3Vと、四角い9Vの乾電池を、直列つなぎして、12Vを作っています。 Aディップスイッチを操作して、数字を表示させていますが、マイコンを利用することにより、マイコンで制御することが出来るようになります。 ただ、電圧が12Vですので、PICマイコンのように5Vで操作する場合は、工夫が必要です。