■Hブリッジ回路

@DCモーターをON、OFFさせる事は、とても簡単ですが、単一の電源で、正回転や逆回転させるためには工夫が必要です。

AHブリッジ回路は、モーターの回転を、正回転や逆回転させることができる回路で、モータドライブ用の I Cの中には、このHブリッジ回路が使われています。

B本キットでは、このHブリッジ回路の働きを実験することが出来ます。

C本キットの組立には、モーターとユニバーサル基板を固定するための、ホットボンドがあると大変便利です。



¥1,820
(税込)
DEN-L-031
全長 W44mm×D69mm×H30mm
(テイシン TB-1ケース)
【電子キット製】

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回路も非常にシンプルなため、壊れてもご自分で修理できたり、拡張できると思います。
ご使用は、自己責任でお願い致します。
基板はユニバーサル基板です。

電源は、直流プラス3V (ボタン電池 CR2032) で、別途用意して下さい。






【Hブリッジについて】

  Hブリッジ回路は、アルファベッドのHの形をしている回路で、単一電源で、DCモーターを正回転や逆回転させることができます。

最近では、モータドライブ用の専用 I Cがあるため、Hブリッジ回路そのものを利用することは、ほとんど無いようですが、この専用 I Cの 中には、Hブリッジがすでに組み込まれています。

また、専用 I C の中には、Hブリッジ以外にも、逆起電力防止用のダイオードや、過電流保護回路や熱遮断回路もすでに、組み込まれているものが多く、Hブリッジ単独では、ますます使われなくなっていますが、基本の回路なので、マスターして下さいね。





【Hブリッジのしくみ】

@ Hブリッジ回路のしくみは、とても簡単です。
図1のように、S 1 と S4 をオンすると、正回転します。

 
 
A 図2のように、S3 と S2 をオンすると、逆回転します。


 
 
B 図3のようにモーターが回転中に、S 1 と S3 をオンにして、モータを短絡させると、モーターに逆起電力が発生し、ブレーキがかかります。
これを、ショートブレーキ(短絡制動)と言います。


但し、逆起電力のため、モーターの回転が止まってしまうと、逆起電力がなくなり、ブレーキはかかりません。
そのため、止まってしまったモーターは、フリーの状態になるので、止まっていてもブレーキ力が欲しい場合は、別途機械制動などのブレーキが必要です。



 
 
C 図4もモーターを短絡させて、ブレーキをかけています。


 
 

 
 

 
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