■携帯充電機(昇圧回路) �@単三乾電池2本(3V)を使い、携帯を充電する(5V)キットです。 �A乾電池で充電するので、電池の容量がなくなったら、充電終了です。 �B携帯の電池を充電すると言うよりは、電池でなんとか携帯を動かすキットです。 �C回路は、３Ｖを５Ｖに昇圧する、ＤＣＤＣコンバーターです。昇圧するのに、ＨＴ7750Ａと言うI C　を使います。 �D昇圧する外付け部品は、コイル、コンデンサ２個、ショットキーバリアダイオードと、部品点数が少ないです。 �E５Ｖ出力のコネクタは、ＵＳＢのＡタイプメスです。 �F携帯につなぐUSBケーブルは、付属していません。 �G万が一、当店のキットにより、携帯が故障しても、当店では責任を終えませんので、予めご了承の上、お買い求め下さい。 ￥1,980（税込） DEN-L-126 【電子キット製】 お買い求めはこちらです。

【本キットについて】

１００円ショップで売っている、アルカリ単三乾電池で、スマートフォンを充電出来るキットです。

最近（２０２０年５月現在）の日本は、スマートフォン無くては、暮らせない世の中になってきました。

また、大津波、地震、豪雨、ウイルスなど、避けられない災害が頻繁に起こっています。

そのような中、スマートフォンが簡単に充電出来る、もしくは動かせるキットは、必要と思い開発しました。

回路は、１００円ショップで売っているものと同じなので、機能だけ欲しければ、買ったほうが安上がりで早いです。

でも、それを言っちゃお終いだし、回路がブラックボックスと言うのも、エンジニアにとっては、納得がいきません。


回路は、ＨＴ７７５０Ａと言うＩＣを使った、昇圧回路です。

同じ仲間に、ＨＴ７７３３Ａは３．３Ｖ出力、ＨＴ７７３０Ａは３Ｖ出力、ＨＴ７７２７Ａは２．７Ｖがあります。

外付け部品が４個と、少ないので組み立ては簡単です。

ＨＴ７７５０Ａは、パルス幅変調（Pulse Width Modulation）：ＰＷＭでなく、パルス周波数変調（Pulse Frequency Modulation）： ＰＦＭです。

そのため、軽い負荷の電源に適しており、入力は0.7Ｖ〜６Ｖ、出力は５Ｖ最大２００ｍＡと、小さい負荷向けです。

小さい負荷向きなので、本来なら携帯のように大きな電流で充電する用途には不向きです。

当然、本キットは小さな電流で充電するので、充電するのに時間がかかります。

さらに、単三乾電池２本なので、携帯を充電できる量も少ないです。

あくまでも、非常事態の時に、なんとか携帯を動かす程度と、お考え下さい。


でも、携帯の充電でなく、低電力で動く電子回路には、電池の残量が減っても昇圧させ動くので、低電力の電子回路には使えるので、覚えておいて損のない回路です。

部品点数が少ないので、作りやすいです。		ＵＳＢコネクタは、Ａタイプのメスです。
左上の緑色は、抵抗のように見えますがコイルです。 中央のトランジスタみたいのが、ＤＣＤＣコンバーターのＩＣです。		ショットキーバリアダイオードは、 緑色の帯がマイナス側です。