■クリップモーター
@理化学実験では誰が考えたか分かりませんが、有名な実験があります。
A本キットはその中の一つ、クリップモーターです。
コイルにした導線を、電池につなぎ、磁石を近づけると、DCモーターが出来るというものです。
Bモーターの回転する仕組みが分かりやすいので、教材に利用されています。
ただこのクリップモーター、確かに構造は単純なのですが、単純が故に、工作をしっかり作らないと、上手く回りません。
Cそこでキット化して、少しでも工作技量の影響を、少なくしました。
D本キットはクリップは使わず、変わりにユニバーサル金具を使用していますので、正確にはクリップモーターと呼べませんが、原理は同じです。
Eモーターの原理と、コイルの理解のために開発したキットなので、コイルの特性を表す、インダクタンスやQの値などの説明も、マニュアルに記載しました。
コイルを理解したい方にも、良い教材になっています。
※ユニバーサル金具(厚さ0.8mm程度のアルミ)に、直径1mmnの穴を、開ける必要があります。
¥3,500(税込)
DEN-L-111
全長 W60mm×D80mm×H120mm
【電子キット製】
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プラモデルのように、マニュアルを見ながら組立てます。
電池ボックスと配線にハンダ付けで固定しますが、半田が苦手でしたら、ねじってとめても問題ありません。
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電源は、アルカリ単三乾電池2本 3Vです。
別途ご用意下さい。
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電池ボックスのスイッチで、正転逆転できますが、上手くコイルを作らないと、片方向しか回転しません。
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コイルは10回巻きを推奨していますが、少ない巻き数でも、回転します。
ただ、巻き数が少ないと、導線と電池が発熱するので、注意して下さい。
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磁石付きです(但し、写真と違う種類が入っていることもありますので、予めご了承下さい)。
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金属に、直径1mmの穴を開ける必要がありますので、工具をご用意下さい。
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制作時間
40分
学校の教材に使われる、クリップモーターです(クリップを使っていませんが)。
非常に単純な仕組みなので、
モーターが回転するしくみが分かります。
【本キットについて】
学校の教材で利用される、クリップモーターです。
モーターが回転する仕組みが分かる教材で、ネットなどで紹介されている本物は、「クリップとコイルと電池」だけの、非常にシンプルなものです。
実際に作ってみると、回転したり、回転しなかったりと、動作が不安定です。
そこで、誰が作っても再現性があるように、キット化しました。
また、クリップモーターが回転するポイントも記載しました。
この教材、モーターのしくみも分かりますが、電子工作で使うコイルの教材としても、良い教材です。
学校では測定しませんが、作ったコイルのインダクタンスやQを測定したりすると、コイルについて理解が深まります。
コイルのインダクタンスやQについては、付属のマニュアルに記載しましたので、参考にして下さい。
後ろ側から見たところ
使わない磁石は、このように保管できます。
極性を変えられるスイッチです。
上と下の端子を使います。
磁石も付属します。
写真と違うものが入っている場合があります。
コイルの巻き数(インダクタンス)を変えると
回転が変わります。
φ1mmの穴を開けて下さい。
(左から4個と5個の間。)
【YouTubeの動画】
スイッチを入れ、少し動かしてあげると、コイルが回転します。
スイッチを逆側に入れ、少し動かしてあげると、逆側に回転します。
見やすいように、アップで撮影しました。
VIDEO
YouTubeの動画(20秒)