グラフィックLCDキット
 
グラフィックLCDキット

グラフィックLCDキット

■グラフィックLCDキット

@PIC16F88を使い、グラフィック液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)を制御します。

AグラフィックLCDは、キャラクタLCDと違い、画像データをすべてLCDへ送信してあげないと、表示されないディスプレイです。
そのため、画像データがかなり大きくなります。

B本キットで作る画像データは、地球の地殻をイメージしました。
通常グラフィックLCDを使う場合、大きな記憶容量のPICや外付けでEEEROMを使いますが、本キットではグラフィックLCDを使うことだけに特化したかったので、PIC16F88だけで、まかないました。

CグラフィックLCDを使ってみたい方に最適なキットになっています。

Dインターフェイスは68系で、液晶クロックは555タイマ回路です。

E別途PICとC言語の、開発環境や知識が必要です。

F配線が多いためか、ブレッドボードはノイズを拾うらしく、ブレッドボード上で再現することが出来ませんでした。
そのためブレッドボードを使わず回路図から直接ハンダ付けし、電源もレギュレターでしっかり5Vにしたら動き出しました。

G制作時間は4時間くらいです。


難易度5

¥4,980(税込)

DEN-L-086
全長 W70mm×D107mm×H40mm
(テイシン TB-3ケース)
【電子キット製】

お買い求めはこちらです。

回路図を見ながら、ユニバーサル基板でハンダ付けします。

回路、配線とも、とても複雑です。
難易度5なので、知識、技術ともある方が制作して下さい。

電源は、角型乾電池 9V 1本 DC9Vです。
乾電池は、別途ご用意下さい。

データは、地球の近くをイメージしました。

本キットの理解には、PIC16F88マイコンの知識が必要です。

制作時間は4時間くらいです。

 
グラフィックLCDキット
配線がぎっしりです。

 

【本キットについて】

電子工作でLCD(液晶ディスプレイ:liquid crystal display)を扱う場合、LCDを直接操作することはありません。

通常は、LCDとLCDコントローラーで出来ているLCDモジュールに対して、操作します。

LCDモジュールは、各社それぞれ操作方法が違うので、LCDモジュールのデータシートを見ながら、操作します。


LCDモジュールは大きく分けると、キャラクタLCDモジュールとグラフィックLCDモジュールの2つに分けられます(本キットは、グラフィックLCDモジュールを利用します)。

キャラクタLCDモジュールは、LCDコントローラの中にすでに文字が登録されているので、文字コードで命令すれば、簡単に文字が表示されます。

当店で別途販売されている「液晶ディスプレイキットDEN-L-043」は、キャラクタLCDモジュールに該当します。

本キットは、グラフィックLCDモジュールで、グラフィックLCDモジュールは、何も登録されていないため、文字や画像を表示させるためには、データをドット 1 つづつに対し、命令する必要があり、データを自分で用意するとともに、データ量が膨大になります。

そのため、グラフィックLCDモジュールを制御するPICマイコン内でなく、外部にEEPROM(電源を切ってもデータが保存されるメモリのことです)を用意し、EEPROM内に画像を保存します。

画像データは自分で用意する必要があるので、絵心が必要とともに、画像データを作る忍耐力が必要です。

この作業を軽減するために、通常は画像データを簡単に作成するためのソフトを作り、ソフトを使いデータを作る事が良く行われています。

グラフィックLCDキット
好きな絵を描くことができます。でも、絵心が必要です。


【本キットの使い方】


電源スイッチを入れます。

画面に、地球の地殻をイメージした絵が表示されます。

上が「山と町」で、地殻には「地下水と恐竜の化石」をイメージしました。



【本キットの制作について】

通常制作する際、ブレッドボードで確認し、最後にハンダ付けすることが一般的です。

しかしLCDの場合、配線が非常に多いためでしょうか?

ノイズを拾うらしく、ブレッドボードで確認することができませんでした。

分かるまで、回路やプログラムを見直し、数日消費してしまいました。


本キットを制作する際は、回路図から直接ハンダ付けして下さいね。

また、電源もしっかり5Vでないと、動作が不安定になりしました。

レギュレターのハンダ付けも、しっかり行って下さい。


↑ブレッドボードで配線した様子です。

 

↑表示されません。たまに、ちらちらします。


LCDとソケットは、次のようにハンダ付けして下さい。




部品レイアウトは、下の写真のような感じにするとよいです。

かなり配線が多いので、頑張って配線して下さいね。




【プログラムについて】

PIC16F88マイコンは次の環境で、C言語でプログラミングしています。

マイコン開発ソフト : マイクロチップ社のMPLAB IDE v8.60(無料)

              HI−TECH ANSI C COMPILER

書き込み環境   : 秋月電子通商のPIC ProgrammerV4

ソースファイル : 086graphicsLCD.c

hexファイル : 086graphicsLCD.hex


パソコン環境の調整 : プロジェクトファイルは、ファイル名だけでなくパスも、すべて半角英語(日本語はNG)。


 
【プログラムのダウンロード】

プログラム等は、こちらからダウンロードして下さい(ZIPファイル 5.63kB)。

ポップアップブロックされて、ダウンロードが始まらない場合は、CTRLキーを押しながら、クリックして下さい。

ダウンロードする際に聞かれる 「IDとパスワード」は、マニュアルに記載されています。


 

 
 

 
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