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■AD変換キット(PIC)
@PIC16F88マイコンは、AD変換機能(アナログ入力をデジタル出力すること)を搭載しています。
A本キットは、PIC16F88マイコンのAD変換を、体験することが出来るように開発したキットです。
Bアナログ入力は、半固定ボリュームを使い、入力電圧をアナログ的に調整出来るようにしました。
Cデジタル出力は、アナログ入力を4段階に場合分けし、4つのLEDを光らせるようにしました。
D通常、PICマイコンでAD変換した後は、7セグメントLEDやLCD、ハイパーターミナルなどでその電圧を表示させます。
EそのためAD変換した後も難解なプログラムが必要で、プログラムの理解を、難しくしています。
F本キットは発光ダイオードを点灯させるだけのため、プログラム全体がシンプルになっています。
GPICのAD変換を学びたい方に、最適なキットとなっています。
Hボリュームたっぷり(16ページ)のマニュアル付きですので、しっかり読んで、学習してくださいね。

¥3,120(税込)
DEN-L-077
全長 W54mm×D84mm×H35mm
(テイシン TB-2ケース)
【電子キット製】
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回路図を見ながら、ユニバーサル基板でハンダ付けします。
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半導体の配線はすくないので、作り易いです。 |
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電源は、角型乾電池DC9V 1個です。別途ご用意下さい。 |
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半固定ボリュームは、マイナスドライバーで回転させます。 |
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電子回路よりも、プログラムの理解が難しいです。 |
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PICマイコンは、PIC16F88です。既に、プログラムがされています。 |
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PICマイコンにプログラムするには、別途PICマイコンの開発環境が必要です。 |
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PICマイコンを使っているので、電子回路はすごくシンプルです。
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【本キットについて】

PIC16F88マイコンは、10ビットのADコンバータを搭載しています。
本キットはこのADコンバータを使い、LEDを光らせています。
電子回路のしくみは、左側にある半固定ボリュームで、電圧をアナログ的に作ります(分圧回路)。
アナログ的に作られた電圧は、PICマイコンのアナログ入力端子に入り、PICマイコン内でアナログからデジタル変換されます。
デジタル変換された情報は、PICマイコンのデジタル出力端子に、プログラム毎に出力され、LEDを光らせます。
PICを使ったキット全体に言えますが、見た目は部品点数が少なく簡単に見えますが、プログラムの理解が大変なキットです。

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PIC16F88マイコン |
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分圧回路です。 |
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電圧の違いでLEDが発光します。 |
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電圧が高いと青色が光ります。 |
次の写真は、電圧毎にLEDの色が変わる様子を撮影したものです。
今回は、アナログ入力の電圧により、PICの出力端子を変えているプログラムですが、別途電子回路を用意し、LCDや7セグメントLEDなどを出力につなげば、実用的なものが作れます。
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電圧が1.25V未満 |
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電圧が2.5未満 |
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電圧が3.75V未満 |
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電圧が5V以下 |
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【プログラムについて】
PIC16F88マイコンは次の環境で、C言語でプログラミングしています。
AD変換のしくみや、プログラムの内容については、ボリュームたっぷりのマニュアルに記載しましたので、ぜひ読んで下さいね。
マイコン開発ソフト : マイクロチップ社のMPLAB IDE v8.60(無料)
HI−TECH ANSI C COMPILER
書き込み環境 : 秋月電子通商のPIC ProgrammerV4
ソースファイル : L077ADPIC.c
hexファイル : L077ADPIC.hex
パソコン環境の調整 : プロジェクトファイルは、ファイル名だけでなくパスも、すべて半角英語(日本語はNG)。
【プログラムのダウンロード】
プログラム等は、こちらからダウンロードして下さい(ZIPファイル 2kB)。
ポップアップブロックされて、ダウンロードが始まらない場合は、CTRLキーを押しながら、クリックして下さい。
ダウンロードする際に聞かれる 「IDとパスワード」は、マニュアルに記載されています。
L077ADPIC.c : PIC用C言語のソースファイル
L077ADPIC.hex : PIC用で作ったhexファイル
【YouTubeの動画】
PIC16F88マイコンを使った、アナログデジタル変換の実験です。
半固定ボリュームを回転させ、入力電圧を変えることにより、LEDが順番に点灯することが分かります。
YouTubeの動画(30秒)
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