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■回転スライダークランク機構 (ロボットパンチ)
【ウィットウォースの早戻り機構】
@「ウィットウォースの早戻り機構(回転スライダークランク機構)」を応用して、ロボットパンチの動きを再現します。
A回転スライダークランク機構は、クランクを回転させると、回転節(スライダー)も一緒に回転する機構です。
回転節(スライダー)の回転速度が、一定でないという特徴があります。
B本キットは、「回転スライダークランク機構」と「揺動スライダークランク機構」の2つを組み合わせ、ロボットパンチをくりだします。
C動力にプーリーを使っているためパンチ力は弱く、実用的ではありません。
実用的にするには、プーリーの変わりに、ギヤで動力を伝達するなど、工夫が必要です。
Dカバーや装飾部分がないため、回転スライダークランク機構のしくみが分かります。

¥5,800(税込)
DEN-K-006
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本体、ロボットアーム等は、ユニバーサルプレートです。
材料の切り出しや締め付けを、ご自身で行なう必要があります。 |
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電源は、単3乾電池2本(DC+3V)です。別途ご用意下さい。 |
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組立の際は、次の道具をご用意下さい。
ニッパー、プラスドライバー、マイナスドライバー、ラジオペンチ、ワイヤーストリッパー、両面テープ(ホットボンドでも可)、ハンダゴテ、ヤニ入りハンダ |
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本キットはご自身で、材料の切り出しや、金具の締め付けを行ないます。
そのため、出来上がりに個人差が出ることを、予めご了承の上、ご購入下さい。 |
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ウィットウォースの早戻り機構を応用しています。

回転スライダークランク機構のアップ写真です。
写真だと分かりにくいですが、動いているのを見ると
分かると思います。
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【回転スライダークランク機構について】
回転スライダークランク機構は、スライダークランク機構の1つです。
詳しい内容は、説明書を見て下さいね。
【本キットについて】
回転スライダークランク機構を利用した例として、ウィットウォースの早戻り機構があります。
本キットはウィットウォースの早戻り機構を利用し、ロボットパンチの動きを再現しています。
機構は、写真のように、「回転スライダークランク機構」と「揺動スライダークランク機構」の2つを利用しています。

動作の流れは、クランク(原動節)のリンク棒をプーリーにし、モータでプーリーを回転させます。
プーリーに取り付けたボルトがスライダーとなり、回転節を回転運動させます(回転スライダークランク機構)。
次に、回転節を長くし、その先に取り付けたリンク棒(ロボットアーム)を取り付け、本体にL形アーム2個で、ガイドをつくります。
回転節が回転すると、リンク棒(ロボットアーム)が、L形アームのガイドにそって、揺動運動(揺動スライダークランク機構)します。
言葉で書くと、分かり難いですが、動いているのをみると、すぐに分かります。
【モータのクランクを使った、回転スライダークランク機構(ご参考)】
プーリーを使わないで、モータのクランクで、回転スライダークランク機構を作ると、写真のようになります。
静止節はモータがのっている、ユニバーサルプレートになります。
ユニバーサルプレートをもって、これを動かすと、ユニバーサルプレートを中心に2本のアームが回転し、手が挟まれそうで、とても危ないです。
静止節を床に固定しようにも、アームが回転するので、このままでは固定できません。
動かすと、次のようになります。
【YouTubeの動画】
YouTubeの動画(35秒)
静止節を中心に回転しているので、静止節を持ちかえるのが大変です。
【YouTubeの動画】
YouTubeの動画(42秒)
回転スライダークランク機構を利用しているので、ロボットパンチが、強弱しているのが分かります。
最後は手を前に置いてみました。
プーリーが動力のため、力が弱く、ぜんぜん痛くありませんでした。
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