■スイッチでプログラムするクワガタロボット
(クワガタ型攻撃機ロボット)
@ スイッチだけでプログラミングできる、6足歩行のクワガタロボット。
Aロボット工作では、通常、パソコンでプログラミングした後、PICマイコンなどにプログラムを書き込み、ロボットに取り付けて制御します。
この作業は、プログラム言語や開発ソフトの操作を覚える必要があり、また開発環境も整える必要があるなど、敷居が高いものにしています。
B本キットは、この前準備を必要とせず、スイッチのONとOFFだけでプログラミングできます。
プログラムは、右旋回、前進、左旋回、停止の動きをプログラムできます。
Cプログラミングは、左右それぞれのモータに、6回指示を与えることができ、6回指示を終えたら最初に戻り、以後その動作を繰り返します。
これは、シーケンス制御と言われる動作です。
D動力部分は、タミヤのリモコン・クワガタムシを使うので、難しい加工はありません。
電子回路も、部品点数を減らし、出来るだけ簡単に作成できるようにしました。
Eシーケンス制御の基礎学習に、最適です。
¥5,380(税込)
DEN-D-011
電子工作マガジンに執筆しました !
電子工作マガジン 2013年 冬号 (電波新聞社)の、
「スイッチでプログラムするクワガタロボットの製作」P32〜P43の記事は、本キットです。
書籍と合わせて、ご覧下さいね。
アマゾンからのご購入はこちらです。
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回路はユニバーサル基板で、配線図付きです。
配線図付きですが、ジャンパー線が多く、配線図が見にくいです。
そのため、一部回路図を見る必要があります。
また、ジャンパー線のハンダ付けが苦手な方には、ハンダ付けが難しいかもしれませんので、初心者の方には無理かもしれません。
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電源は、制御回路が角型9V乾電池で、モータ回路が3V(単4乾電池2本)です。
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タミヤの「2チャンネル リモコン・クワガタムシ」を改造し、最初についていたリモコンボックスはもう、使いませんので、他の工作にご利用下さい。
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組立に、「両面テープ」 が必要です。
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入っている商品は、タミヤの「2チャンネル リモコン・クワガタムシ」と改造パーツ、改造するさいの説明書一式です。
電池(角型9V乾電池1本、単4乾電池2本)は付属していないので、別途お買い求め下さい。
電源が入ると、パイロットランプが光ります。
クワガタロボットの右前足が動くと、ツノが開閉します。
【スイッチでプログラムするクワガタロボットについて】
改造するのは、タミヤのリモコン・クワガタムシ。
6足歩行なので、かなり安定感があります。
歩く機構は、良く利用される4節クランク機構です。
透明な紫のボディのため、リンク棒で歩く機構の様子が、大変分かり易いです。
改造する、タミヤのリモコン・クワガタムシ。
4節クランク機構で歩きます。
6回路のディップスイッチのONとOFFだけで、プログラミングできます。
ディップスイッチは、左足に1つ、右足に1つ、使うので、左右の足を独立させて、6ステップのプログラミングをすることができ、プログラミングの結果、クワガタロボットの動きは、「右旋回、左旋回、前進、停止」を、プログラミングすることになります。
6ステップのプログラムが終わると、また最初に戻り、プログラムの1ステップ目から繰り返します。
この動作は、シーケンス制御と言われる制御方法です。
プログラミングで使用する
ディップスイッチ。
左右2つのモータを
プログラミングします。
本キットは、「クワガタ型攻撃機」のロボットをイメージしてみました。
パイロットランプには、ブラケットを使い、ロボットらしさをアピールしています。
半固定ボリュームは、モータが動く時間を調節するためにあります。
クワガタ型攻撃機 のイメージです。
電源が入ると青く光ります。
ある程度、モータが動く時間を
調節することが出来ます。
配線が多いので、頑張って
ハンダ付けして下さい。
初心者の方には無理かも。
電源は、制御回路用と、モータ駆動用の2つの電源が必要です。
場所をとるので、2つを両面テープではり合わせ、後に背負わせます。
【YouTubeの動画】
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YouTubeの動画(93秒)
93秒と、ちょっとながいですが、お付き合い下さいね。
途中、
ディップスイッチが黒くつぶれて見えないですが、ちゃんと親指でプログラミングしています。
最初は、8の字のプログラムを、2回再生しています。
次は、左旋回のプログラムを、2回再生しています。
最後は、右旋回のプログラムを、2回再生しています。