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■光りを追いかける6足歩行ロボット
(昆虫型偵察機ロボット)
@昆虫型偵察機ロボットをイメージした、光りを追いかける6足歩行ロボット。ライントレースカーは、線にそって進みますが、こちらは光りです。
A懐中電灯などの電灯の向きを変えると、ロボットも方向をかえ、歩いて行きます。
B6足歩行の動力部分は、タミヤの「2チャンネル リモコン・インセクト」をそのまま使います。そのため、機械的な難しい加工はありません。
C光りを追いかける制御部分は、3つの部品(光センサー、トランジスタ、半固定ボリューム)だけの、簡単制御。
ラインの上を走るライントレースカーと、基本原理は同じで、トランジスタのスイッチング機能を利用し、制御します。
D組立の際に、両面テープ、黒色のビニールテープが必要です。
E光りセンサーの調整がシビアでないので、ライントレースカーを学ぶ前の、ロボット制御の勉強に最適です。
 
¥5,280(税込)
DEN-D-010
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電子工作マガジンに執筆しました!
電子工作マガジン 2013年 秋号 (電波新聞社)の、
「光を追いかける6足歩行ロボットの製作」P26〜P34の記事は、本キットです。
書籍と合わせて、ご覧下さいね。
アマゾンからのご購入はこちらです。
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回路はユニバーサル基板ですが、配線図付きなので、組立も簡単です。 |
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電源は、3Vです。
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タミヤの「2チャンネル リモコン・インセクト」を改造し、最初についていたリモコンボックスはもう、使いませんので、他の工作にご利用下さい。 |
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組立に、「両面テープ」と「黒色のビニールテープ」が必要です。 |
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入っている商品は、タミヤの「2チャンネル リモコン・インセクト」と改造パーツ、改造するさいの説明書一式です。電池(単4乾電池2本)は付属していないので、別途お買い求め下さい。
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光りセンサーに電灯を向けると、近づいてきます。 |
【光りを追いかける6足歩行ロボットについて】
ICやマイコンを使わないで、ロボットを制御します。
改造するのは、タミヤのリモコン・インセクト。
6足歩行なので、かなり安定感があります。
歩く機構は、良く利用される4節クランク機構です。
透明な青のボディと、ワイヤのリンク棒のため、歩く機構が大変分かり易いです。

改造する、タミヤのリモコン・インセクト。 |
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4節クランク機構で歩きます。 |
本キットは、昆虫型の偵察ロボットをイメージしてみました。
光りセンサーの目にも凝り、わざわざブラケットを使い、ロボットらしさをアピールしています。
さらに、配置も上下に振り分け、偵察機っぽくしてあります。

昆虫型偵察機のイメージです。 |
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電源が入ると青く光ります。 |
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青と白の部品の半固定ボリュームで、
光りセンサーの感度を調節します。
通常は中央でOKです。
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光りセンサーの目にも凝りました。 |
光りセンサーの目は、左右からの光りに反応できれば、どこにつけても構いません。
下の写真のように、両端につけると、可愛いカエルになります。
【あそび方】
@タイムトライアル
ベニアに色を塗り、コースを作ってみました。
前進、右、左しか動けないため、予想以上に難しいです。
小刻みに光りをあてるのがコツです。
誰が一番早く走らせることができるか、競争してみて下さい。
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写真の幅でも、上手く歩いてくれました。 |
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外では光りが強いので、室内で遊んで下さいね
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Aサッカーゲーム
キットに付属していたゴールとボールを使い、サッカーゲームを行ってみました。
前進、右、左しか動けないため、一度ボールが離れてしまうと、ボールを触るまでが一苦労でした。
また、光りをあてるのに、人が動かなければいけないため、予想以上の運動量になり、自分がサッカーをしているような気分になりました。
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方向変換が難しいです。 |
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自分も動いて光をあてるので、
結構な運動量です。 |
Bバトルゲーム
ベニヤで土俵を作り、昆虫型ロボット同士を向き合わせて、戦わせます。
土俵から落ちたら負けです。
光りがなくても前進するように調整し、一撃必殺にしても良し。
相手のセンサーに光りをあて、土俵から落とすのも良し。
亀のように硬く動かないのも良し。
色々な戦術を考えてみて下さい。
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今まさに、決戦の時! |
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相撲のように、押されたり押したりし、
意外と動きがありました。 |
【謝辞】
本キットの開発には、知人O氏にご協力して頂きました。
ここに深く感謝の意を表します。
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