■リモコンぷるぷるテントウムシ
@ 振動で進むリモコンぷるぷるテントウムシです。振動して進むので、タイヤを使った車と比べ、構造をシンプルに出来る特徴がありますが、方向転換させるには工夫が必要です。
Aタミヤの振動で進む「ぷるぷる・テントウムシ」は、左右に方向転換することが出来ません。
そこで、左右に方向転換出来るようにプチ改造し、合わせて目も光るようにします。
B電子回路は、「モーターを振動させる回路」「目を光らせる回路」「リモコンボックス回路」と、独立した3つの回路なので、回路の理解も簡単です。
Cメカの部分は、市販キットを利用しているので、必要最小限の加工ですむようにしましたので、プチ改造を経験したい方に最適です。
D教材としても最適です。
¥3,820(税込)
DEN-D-006
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既存キットを複数使った工作です。モーターなど、必要な部品をすべてそろえました。
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電源は、振動モーターは単4乾電池1本 1.5V。リモコンボックスは単4乾電池2本 3V。目が光る部分は、CR2032ボタン電池1個 3Vです。
電池はキットに付属していないので、別途お買い求め下さい。
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電子回路は、基板を使わない空中配線です。
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振動で動くため、まっすぐ進ませるには、技量が必要です。
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方向転換は、頭についているモーターを動かすことで制御します。
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リモコンボックスを、一般の材料を使って作ります。
テントウムシを、方向転換できるように、リモコンボックスを作ります。
また、目を光らせます。
裏面を、こんな感じで空中配線します。
【ぷるぷるテントウムシについて】
写真の、タミヤから発売されている「ぷるぷるテントウムシ」を、改造して、作ります。
タミヤのままだけだと、何処に進むのかわかりません。
そこで、口の部分にモーターを取り付けて、方向転換できるように改造します。
【リモコンについて】
DCモーターを制御する定番回路の、Hブリッジ回路を作ります。
リモコンは、1チャンネルです。
そのため、1個のHブリッジ回路を作り、1個のモーターが制御出来ます。
Hブリッジ回路は、DCモーター制御の第一歩なので、ぜひ覚えて下さいね。
リモコンボックス
【実験してみました!】
リモコンぷるぷるテントウムシは、配管の中のメンテナンスロボットとして使えないかどうか、実験してみました。
ペットボトルをつないで作った、透明の配管を作り、走らせます。
全く走りません。
方向転換しても、走りません。
テントウムシの振動が、管に伝わってしまい、管が振るえてしまっています。
管をしっかり固定すれば、管が地面代わりになり、また違った結果になると思いますが、ペットボトルでは進んでくれませんでした。
結構、振動する車の制御は、奥が深そうです。
ペットボトルの管です。
【オマケ】
テントウムシを2台作り、バトルさせてみました。
コードが絡まり、ぐちゃぐちゃになりますが、結構迫力あります。
教室でやると、面白いかもしれませんね。
【YouTubeの動画】
VIDEO
YouTubeの動画(27秒)